鈴木暁子、ワシントン=峯村健司
2016年10月27日19時50分
米国に犬のように扱われている――。来日中のフィリピンのドゥテルテ大統領は27日、前日の安倍首相との首脳会談で、米国に対するこんな自身の思いを語ったことを明らかにした。記者団の取材に答えた。米軍の再駐留を可能にする軍事協定を見直したい考えも改めて示した。
ドゥテルテ氏は、安倍首相からこれまでの「反米発言」の真意を聞かれたと明かし、「単なるうわさだから気にしないで」と言ったと説明。そのうえで「犬のように(米国に)パンを遠くに投げられる。問題があるたびに『援助を止める』と言われる」と個人的な感情を伝えたと語った。
ドゥテルテ氏は26日の講演で…
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朝日新聞国際報道部