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できるだけ多くの情報を処理できるように、効率の良い脳の使い方を知る!

作業効率化

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最近、脳がオーバーヒート気味です。

研究関係、テレビ、ブログ、RSS、ツイッターなど頭に入ってくる情報量が多くなってきたことで、頭痛が度々起きるようになりました。特に、RSSとツイッターは少しスクロールしただけで、様々な情報が効率良く見られるようになった分、その多くの情報量を短時間で処理し続けることになるので、一通り見終わったころには脳がかなり疲れてしまっています。その後は、何するにしてもぼーっとしてしまって作業効率が下がっているように感じます。そういうこともあって、脳には情報を処理する早さ、持続力があることを再認識し、一日で処理できる情報に限界があるように思いました。ただ、情報社会である今、少しでも早く、またできるだけ多くの情報量を処理できるようになっておきたいので、今回は効率のいい脳の使い方をまとめたいと思います。

 

そもそも脳の処理速度を早くすることはできるのか?

コンピュータの部品はよく人間に置き換えられ、情報を処理するCPUが人間の脳と例えられます。パソコンの処理速度を上げようと思うとCPU自体を交換する必要がありますが、人間はもちろん脳を交換する必要もなく、いくらでも処理速度を上げることができると言っている脳科学者たちもいます。実際に、ネットや本でも処理能力を上げる方法が数多く紹介されています。そこで、紹介されている処理速度を上げる方法を書き出してみると、三つに分類分けすることができました。

 

脳に付加をかけて早い処理に慣れさせる。

根本的に処理能力を上げるというもの。「脳は衰えないタフな臓器」と言われており、いくらでも鍛えることができるんですね。具体的な方法は下記の通り。

 

・これまでのタスクを半分で終われせる。

・早口で話す。

・速読をする。

・スピードリスニング。(倍速で音声を聞くこと)

・脳トレゲームをする。

 

情報を処理するためのベースを作っておく。

これは根本的に処理能力を高めるというより、処理するのに必要な素材を集めておくようなイメージですかね。初めてのことに戸惑ったとしても、二回目なら一回目の経験を活かしてすぐに対応できます。ここで挙げていることは、今までの経験を整理して素早く引き出せるようにしておくことが目的です。

 

・思考のパターンを増やしておく。

・その日の一日の出来事を思い出す。

・文字を書く。日記など。

・初めてのことをする。

・人とのコミュニケーションを増やす。

 

過去に書いた記事もここに分類されると思います。

www.hirobibo-roku.com

 

脳のコンディションをよくする。

パソコンのCPUは酷使し続けたり、熱いところに置いておくとオーバーヒートして動かなくなります。私も最近経験したように脳を使い続けると頭が痛くなって、思考が停止することがあります。つまり、コンディションによって処理速度が変動するということ。ここでは、そのコンディションを良くする方法をまとめています。

 

・リラックス状態をつくる。

・十分な睡眠を取る。

・軽い運動をする。(身体の血流をよくして脳に酸素を送る。)

・ブドウ糖を摂取する。(お米、パン、バナナ、ぶどう、はちみつ、さつまいもなど)

→脳を動かすには、ブドウ糖と酸素が必要。

 

ここまでのまとめ

あくまで個人的な感想ですが、一つ目に紹介した脳の処理能力を根本的に向上させる方法はコスパが悪いように思います。感覚的に、長い時間を費やさなければならない上に向上しても少しだけのように思います。大した根拠はありませんが、周りにそこまで劇的に頭の回転が変わったなと思う人いないからです。なので、根本的に処理能力を上げるというより、脳を効率よく使い、最大限に活かすことの方が効果的だと思うので、以下それに着目していきます。

 

効率よく脳を使うには?

脳を90分単位(目安)で回復させる

一般的に集中が持続する時間は90分と言われています。ただ、人によってこの時間は異なると思うので、自分のベストを知っておく必要があります。集中の波は15分周期でくるみたいなので、いくつか試しておくといいですね。

 

ここで、定期的に休憩を挿むことのメリットを簡単に図化してみました。 

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休憩を挟まずに作業に取り掛かったときの処理速度と継続時間の極端な推移です。時間が経過すると共に処理速度は落ちていき、やがてオーバーヒートで思考が停止します。線で囲まれた部分が処理できた情報量になります。

 

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一方、休憩を定期的にした場合の推移。ここでは、処理できた情報量を分かりやすくするために休憩した時間は省いています。休憩を挿むことで、早い処理速度を長時間キープすることができるので、結果的に処理できる情報量が増えます。

 

ここで大事になってくるのが、いかに回復できるか!短時間で効率よく回復できるといいですね!これは、始めの方にあった”脳のコンディションをよくする”と繋がってきます。簡単にできることをまとめると、

 

・深呼吸をする。(脳に酸素を送る)

・ブドウ糖を摂取する。(手軽なものだとラムネ。その他にもブドウ糖を売りにした商品がコンビニなどで売ってあると思います。)

・目を閉じる。(多くの情報を遮断し、脳疲労を抑える。)

・頭を冷やす。(冷えピタなど。)

・目、首、肩を温める。(神経系のコリや疲れは脳の疲労に直結する。)

・リラックス状態にする。(コーヒー、ゆったりとした音楽、瞑想など)

・血流をよくする。(マッサージ、ストレッチ、姿勢を良くする、水分補給)

 

などなど、簡単にできそうなことが沢山ありました。

 

脳を一日単位で回復させる

上の図でいうと、休憩を取らない場合でもこまめに取った場合でも、最終的に処理速度は低い状態、つまり脳が疲れた状態で終わると思います。その疲労を解消しないまま次の日へとどんどん繰り越していくと情報を処理できる量が小さくなってしまいます。なので、一日の終わりにしっかり脳を休ませて万全な状態にもっていきたいところです。さっき挙げたもの以外の方法を以下にまとめておきます。

 

・良質な睡眠をとる。

・軽い運動をする。

・入浴する。

 

そもそも処理できる情報量に限界があることを知っておく。 

処理能力は一朝一夕で向上するものではないと思うので、一日単位で見ると処理できる情報の量に限界があると思います。どうせ同じ量の情報を処理するなら、自分にとって有益な情報だけを取り扱いたいものです。つまり、余計な情報を処理するのに脳の体力を使いたくないので、頭に入れる情報を予め整理しておくことが大事だと思います。思いつく方法としては、

 

・Twitter、RSSなどを整理して必要最小限にしておく。

・作業するときは、余分なものを除いておく。

(机の上にある書類やパソコンのデスクトップ上にあるアプリ、書類データなど)

 

などですかね。こういった意味でミニマリズムは愛されるんですね。

 

マルチタスクをやめる

 人間の脳はマルチタスクをするようにはできていません。マルチタスクをすることで、精神的な満足感はあるものの、生産性は低下していることがStanford大学の研究から分かったみたいです。これからは、シングルタスクを意識した方が良さそうです。

 

最後に

私は別に脳科学者でもなく、ネットや本から得られた情報を基に考え、まとめたものになるので、あくまでも参考程度でお願いします!

脳にはこれからもずっとお世話になるので、よく知って最大限に活かせるようにしていこうと思います。なので、今後も新しいことが分かればまとめようと思います。