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ゆるドラシル 作者:しゅーりん

プロローグ

1/1

~ラグナロク~

誤字、文章のおかしな所などあればご指摘をお願い致します。
更新は不定期です。
4人は炎に染まった大地を駆け抜けていた。

「もう世界の崩壊まで時間が無い...っ」
フレイヤが顔をしかめる。
「だから今スルトを止めに行ってるんだろう、フレイヤ」

そう、もう崩壊まで時間は残されていない。
オーディン達は群がる敵をなぎ倒しながらスルトの元へと急いだ。

──────────────────────────


「もうすぐ着くわよ...!」
遠くで激しい炎が巻き上がっているのが見える。
「...あれは!」
「っ!皆避けて──」
突然焔の柱がこちらに向かって突き出てきた。
異様なスピード。とても避けられない。
「仕方がない!皆、私の傍へ!神器ブリーシンガメンよ、我が意を得て万象を防ぐ盾となれっ!!」
フレイヤが攻撃を間一髪で受け止める。
攻撃の出処には1人の赤い髪の少女、否、スルトが立っていた。

「...スルト!何故こんな争いを続ける!?お前だってもうボロボロではないか!!」
「...」
オーディンの叫びにスルトは何も答えない。目も虚ろだ。
「オーディン、君の言葉はもう届いてないよ...」
「こんな事で...っ」

スルトは表情すら変えずそのまま臨戦態勢に入った。
4人とも、倒すしかないのを悟り、武器を構える。

刹那__トールがミョルニルでスルトを叩き潰しにかかる。
「逃がすか!グングニル!」
オーディンが後を追うように追撃。

「やったか!?」
「...っ!まだよ!」

煙の中から閃光が弾け、天に火柱が上がる。
「皆、ミンナ...ヤカナイト...」
火から出てきたスルトの様子は変わっていない。むしろ纏う炎は増している。

「しぶといなぁ...畳み掛けるよ!クイックオール!」
「いえ、先に来るわ!」

「...スーパーノヴァ...!!」
辺り一帯を爆炎が覆う。
炎の消えた後には何も残っていない。
スルトはそれを確認すると、振り返って歩き去り始める。

「...甘いわね!グレイプニル!」
「!!」
スルトは油断していたため攻撃を喰らい、身動きが出来ない。
「クイックオール掛けといて良かったよぉ...さぁ叩き込むよ!」
フレイの合図で全員の一斉攻撃がスルトに叩き込まれる。
「これで最後だ。敵を貫け!グングニル!」
風を纏ったグングニルが心臓を貫いた。
スルトの体は崩れさり、消滅した。
「スルト...眠ってなさい」
この戦いの決着は意外にも呆気なく決まった。


──はずだった。

爆炎と共に中からスルトが復活し、姿を現す。
「な!?」
「しまった!レーヴァテインが──」
気づいた時にはもう遅かった。

4人を炎で覆い尽くした後、その炎は世界を包み込み、全てを焼き尽くした。

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