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【花田紀凱の週刊誌ウォッチング〈588〉】将棋ソフトでカンニング? 文春が“極秘会談”も取材…ある棋士は「99・9%クロ」と

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【花田紀凱の週刊誌ウォッチング〈588〉】
将棋ソフトでカンニング? 文春が“極秘会談”も取材…ある棋士は「99・9%クロ」と

第29期竜王戦7番勝負の前夜祭で、将棋ソフト不正使用疑惑について頭を下げる日本将棋連盟の谷川浩司会長(左)=14日夜、京都市 第29期竜王戦7番勝負の前夜祭で、将棋ソフト不正使用疑惑について頭を下げる日本将棋連盟の谷川浩司会長(左)=14日夜、京都市

 田中辰巳氏(危機管理コンサルタント)が呆れて言う。

 〈被害者の証言は明らかに重大犯罪である可能性を示唆するもの〉

 〈被害者が警察はおろか大学にすら、申し出るには勇気が必要だったでしょう(中略)まるで無神経な対応〉

 こちらも取材に対しては〈「警察任せ」の見解を繰り返す〉ばかり。

 日教組、慶応、読んでいて不愉快、いや、怒り心頭だ。

 今週、一番おもしろかったのはやはり両誌が取り上げている、トップ棋士三浦弘行九段の「出場停止」処分。

 対局中にたびたび離席、将棋ソフトを使ってカンニングしていたというのだが(本人は否定)。

 『文春』、谷川浩司連盟会長ら7人による10月10日の“極秘会談”まで取材していて中身が濃い。

 〈ある棋士は、「これは九九・九%やってますね」と断言していた〉という。

(月刊『Hanada』編集長)

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