Node.js 7.0が公開。ECMAScript 6にほぼ対応、信頼性と性能を向上。Node.js 6は長期サポート期間入り

2016年10月27日

Node.js Foundationは、Node.jsの最新版となる「Node.js 7.0.0」をリリースしました。

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Node.js 7.0では、JavaScriptエンジンとしてV8 5.4を搭載。これにより、ECMAScript 6に98%対応したとのこと。また、信頼性と性能が改善され、WHATWGが策定している最新のURL仕様に対応した新しい実験的なURLパーサーも搭載しました。

Node.js 6が長期サポート期間入り。Node.js 7.0のサポートは8カ月。

奇数バージョンであるNode.js 7.0のリリースと同時に、今年の4月にリリースされた偶数バージョンであるNode.js 6が長期サポート期間に入り、2018年4月までサポートされます。それ以降は致命的なバグなどが発見されたときに限りメンテナンスされる12カ月のメンテナンス期間となります。

一方、今回のNode.js 7.0は8カ月後の2017年6月で、長期サポート期間に入らずにサポートが終了する見通しです。

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Node.jsは今回のように奇数バージョンが登場すると偶数バージョンが長期サポートに入ることになっており、6カ月ごとにメジャーバージョンが登場します。長期サポート期間が発生する次の偶数バージョンの「Node.js 8」は来年4月に登場予定です。

新バージョンへ移行するかどうかは、こうしたサポートポリシーを把握した上で検討されるとよいでしょう。

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タグ : JavaScript , Node.js



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