ヒョンデ自動車 業績悪化で韓国経済へ影響も
韓国の大手自動車メーカー、ヒョンデ自動車は、先月までの3か月の決算について、韓国の工場で行われたストライキの影響などで、営業利益が前の年の同じ時期と比べ29%減少したと発表し、韓国の経済成長率が鈍化した原因の1つとの指摘も出ています。
ヒョンデ自動車は26日、ことし7月から先月までの3か月の決算を発表しました。
それによりますと、韓国国内にある工場で行われたストライキによって自動車の生産が滞り、その影響などで本業でのもうけを示す営業利益は、1兆681億ウォン(およそ982億円)と、前の年の同じ時期と比べて29%減少しました。営業利益は、国際会計基準を採用した2010年以来、最も少なくなりました。
また、世界全体の販売台数は、ロシアやブラジルなどの新興国市場で販売が減少し、およそ108万台と、前の年の同じ時期を3.3%下回りました。
業績の悪化を受けてヒョンデ自動車では、グループ会社も含め役員およそ1000人が、今月から給与の10%を自主的に返納するということです。
今後の見通しについてヒョンデ自動車は、ストライキは収束したほか、SUV=多目的スポーツ車や高級車の販売も好調だとして、販売台数、収益ともに改善したいとしています。
ヒョンデ自動車の業績をめぐっては、韓国銀行が25日、先月までの3か月のGDP=国内総生産を発表した際、韓国の経済成長率鈍化の原因の1つだと指摘していました。
それによりますと、韓国国内にある工場で行われたストライキによって自動車の生産が滞り、その影響などで本業でのもうけを示す営業利益は、1兆681億ウォン(およそ982億円)と、前の年の同じ時期と比べて29%減少しました。営業利益は、国際会計基準を採用した2010年以来、最も少なくなりました。
また、世界全体の販売台数は、ロシアやブラジルなどの新興国市場で販売が減少し、およそ108万台と、前の年の同じ時期を3.3%下回りました。
業績の悪化を受けてヒョンデ自動車では、グループ会社も含め役員およそ1000人が、今月から給与の10%を自主的に返納するということです。
今後の見通しについてヒョンデ自動車は、ストライキは収束したほか、SUV=多目的スポーツ車や高級車の販売も好調だとして、販売台数、収益ともに改善したいとしています。
ヒョンデ自動車の業績をめぐっては、韓国銀行が25日、先月までの3か月のGDP=国内総生産を発表した際、韓国の経済成長率鈍化の原因の1つだと指摘していました。