子供の時(思春期)はニキビにならなかったのに、大人になってからニキビになったりしませんか?実は子供の頃に出来なくても大人になってからニキビになる事があるのです。なぜ大人ニキビになるのか?その原因と対策を紹介しましょう。
乾燥肌で大人ニキビに!
思春期の頃に出来るニキビは、皮脂が過剰に分泌して毛穴がつまってニキビになってしまいます。思春期ニキビは脂っこい物を食べる事を抑えて、洗顔をしっかりしていれば治ります。しかし大人ニキビは、思春期ニキビと全く違う理由でなってしまうのです。
乾燥肌の原因
大人ニキビは、肌の角質が固くなって毛穴の出口がふさがれてしまうのです。思春期ニキビは皮脂が過剰に分泌されますが、大人ニキビは肌の角質が固くなって毛穴が塞がれてしまうので、原因こそ違いますが毛穴がふさがれる事によってニキビが出来てしまうのです。
若い時は、皮脂が過剰に分泌されやすいのに、なぜ大人になったら乾燥肌になるのでしょうか?それは加齢によって水分を保護する機能が衰えていくからです。その他にも発汗や皮脂の分泌能力も衰えるので、皮脂が過剰に分泌されてニキビになる方が少ないのです。男性の場合では40代・女性は30代から水分を保護する機能が衰えると言われているので、乾燥肌にならないように気をつけて下さい。
乾燥肌の対策
乾燥肌を防ぐ方法として、お風呂へ入浴する時はぬるま湯で短時間であがるようにして下さい。暑すぎるお湯だったり、長い時間にわたって入浴していたりすれば肌が乾燥していきます。冬の季節になると暖房器具を使う事になりますが、この暖房による熱でも肌が乾燥してしまうので気をつけて下さい。よく冬になると肌が乾燥しやすくなるのも、このような原因があるからです。
ファンデーションが残って毛穴がつまる?
毛穴がつまってしまう原因は、加齢による乾燥肌の他にも、ファンデーションが残ってしまい毛穴がつまって大人ニキビになってしまう事があります。
ファンデーションが残るのが原因
どれだけ丁寧にファンデーションを落として洗顔しても、毛穴に残ってしまい固形物となって毛穴をふさいでしまう事があります。若い時は新陳代謝が活発なので、角質は剥がれ落ちていくのでファンデーションは残りにくいのですが、大人になると新陳代謝が衰えて角質が剥がれ落ちるまで時間がかかってしまうのです。そうなるとファンデーションを残りやすくなって、大人ニキビの原因になります。その他にも落ちにくいファンデーションを使ったり、重ね塗りをしていたりなど色々な理由が考えられるので、ファンデーションが残ってしまうのは気をつけなければいけません。
ファンデーションを残さない対策
ファンデーションを残さないためには、落ちやすいファンデーションを利用する事が有効です。その他に、正しいクレンジングや洗顔を行えば、ファンデーションが残らないようになっていきます。ダブル洗顔を何度もすると、肌にダメージを与えますが、あまりにもファンデーションが残ってしまう方はダブル洗顔も考えたほうが良いでしょう。
ホルモンバランスの乱れ
男性ホルモンと女性ホルモンが適度にバランスよく保たれていれば、ニキビを抑えてくれますが、このバランスが乱れたら大人ニキビになってしまいます。
ホルモンバランスが乱れる原因
男性ホルモンは、皮脂を環状に分泌してしまいニキビになりやすく、女性ホルモンのエスゲトロンは、皮脂を抑えて肌を守るバリア機能を強化してくれます。つまり男性ホルモンと女性ホルモンのバランスがちょうど良ければ、皮脂を適度に分泌して、肌を守るバリアを適度に強化してくれるという訳です。
もしも、このホルモンバランスが乱れてしまったら、大人ニキビになってしまいます。ホルモンバランスが乱れる原因はいくつもあって、ストレス・食生活・睡眠・妊娠・喫煙・加齢などがあります。誰もがホルモンバランスを乱れる可能性を持っているので、ホルモンバランスが乱して大人ニキビになってしまうのです。
ホルモンバランスの乱れの対策
ホルモンバランスを乱れる原因はいくつもあるので、それを避けるのは困難です。しかし、ホルモンバランスの原因を抑える事によって、大人ニキビを抑える事は出来ます。ストレスがたまるようであれば、休日に運動や好きな事をしてストレス発散をして、睡眠や喫煙などはあなたの努力次第でいくらでも改善できるはずです。
大人ニキビの原因と対策のまとめ
大人ニキビになってしまう原因と対策について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?思春期ニキビと違って乾燥肌やファンデーションなどが原因になってしまうのが意外だったかもしれません。大人ニキビは、実は色々な原因があるので、あなたが大人ニキビになっているなら、まずは原因を特定しなければいけません。今回紹介した原因のなかで、思い当たる所があったら、しっかりと対策をして大人ニキビを治していきましょう。