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» 2016年10月26日 16時44分 UPDATE

国内最大規模のイヤフォン専門店「e☆イヤホン梅田EST店」にいち早く遊びに行ってみた

[井上輝一,ITmedia]

 e☆イヤホンが10月27日から、大阪・梅田のショッピングモール「梅田 EST」に「国内最大規模のポータブルオーディオのマンモステーマパーク」をうたうポータブルオーディオ専門店「e☆イヤホン梅田EST店」をオープンする。

 27日のオープンに先駆け、「マンモステーマパーク」をうたうe☆イヤホン梅田EST店がどんなところなのか、一足先に遊びに行ってみた。

10月27日からオープンする「e☆イヤホン梅田EST店」 10月27日からオープンする「e☆イヤホン梅田EST店」

2万点超のアイテムが余裕で並ぶ広さ

 e☆イヤホン梅田EST店は、梅田ESTの2Fの半分(約194坪)を使用し、新品イヤフォン000点、中古イヤフォン1500点、その他アイテム合わせて2万点以上の品ぞろえと開放的な店作りを両立した。

新品エリアは4000種類のイヤフォンをそろえつつも棚と棚の間がこれだけ広く取られている 新品エリアは4000種類のイヤフォンをそろえつつも棚と棚の間がこれだけ広く取られている
e☆イヤホンらしくヘッドフォンがずらっと並ぶ e☆イヤホンらしくヘッドフォンがずらっと並ぶ
中古製品エリアにもこれだけのスペースを取っている 中古製品エリアにもこれだけのスペースを取っている

なぜ梅田ESTに?

 梅田ESTといえば、ファッション、特に女性向けのお店が多いショッピングモールだ。そんな梅田ESTと、e☆イヤホンの組み合わせは一見アンマッチにも思える。

 ここに店を作った理由を広報戦略室長の松田信行氏に聞いたところ、「関西のお店では大阪日本橋店がありますが、梅田にお店を開くことで神戸や京都などより広域のお客様に来ていただくことを狙いとしました。また、最近ではイヤフォンに興味を持つ女性も増えてきていると実感しています。梅田EST店では、店員も女性が6割となっており女性のお客様に気軽に入っていただけるように考えております」と、関西広域の客層と女性へのリーチを狙っていることを語った。

ショッピングモールを通る側の入り口にはポップなデザインのイヤフォン・ヘッドフォンがそろえられている ショッピングモールを通る側の入り口にはポップなデザインのイヤフォン・ヘッドフォンがそろえられている

 また、梅田EST店の入り口は2カ所あり、1つは梅田EST1階のショッピングモールを通る入り口、もう1つは建物の外から直接入れる入り口だ。

外から直接入れる入り口 ショッピングモールを通らず直接入ることもできる

 ショッピングモールからの入り口付近には、女性に受け入れられやすいポップなデザインのイヤフォンを中心に置き、外からの入り口にはいきなり新品一覧が見渡せる従来の男性向けな商品配置とした。

スマホでハイレゾの楽しみ方を解説する「e☆スマホン」コーナー開始

 梅田EST店では、「e☆スマホン」というコーナーを新たに開始した。これはスマートフォンでハイレゾ音源を楽しむため、最新のハイレゾ対応スマートフォンの比較やそれらに合ったイヤフォン・ヘッドフォンを提案するコーナーだ。

「e☆スマホン」コーナー 「e☆スマホン」コーナー

 26日の時点では、「Xperia X Performance」「AQUOS Xx3」「HTC 10」「Qua Phone PX」「Galaxy S7 edge」と「iPhone7/7 Plus」が展示されていた。比較表では3.5mmジャックのないiPhone7/7 Plus以外のAndroidスマートフォンを比較しており、

  • 「さすがSONY 全てにおいて高クオリティ」(Xperia X Performance)
  • 「良いとこは、う〜ん 国内メーカー?」(AQUOS Xx3)
  • 「この中で一番音がいい。イヤホンジャックの場所が残念」(HTC 10)
  • 「スタンダードな音良くもなく、悪くもなく 本体が軽い」(Qua Phone PX)
  • 「スペックが高くサクサク動く もちやすい」(Galaxy S7 edge)

 と、各機種に店員の一言コメントがついていた。

ハイレゾ対応スマートフォンの比較表。使用楽曲はμ's「Snow Halation」 ハイレゾ対応スマートフォンの比較表。使用楽曲はμ's「Snow Halation」

 iPhone7/7 Plusについては無線での音楽の視聴方法や、USB-DACを用いた高品質な音楽体験を提案していくという。

iPhone7は無線での音楽の楽しみ方を提案 iPhone7は無線での音楽の楽しみ方を提案

 また、今後の展開として格安SIMの紹介や、e☆イヤホンブランドのオリジナルスマートフォンも考えているとのことだ。

国内未発売のマーシャル製のスマートフォンと並んで、e☆イヤホンのロゴが入ったスマートフォンも参考展示されていた 国内未発売のマーシャル製のスマートフォンと並んで、e☆イヤホンのロゴが入ったスマートフォンも参考展示されていた

カスタムIEMコーナー、イヤフォン修理コーナー、VRコーナーも

 他にも、自分の耳に合わせたカスタムIEMをオーダーできるコーナーや、PC向けのオーディオ製品コーナー、イヤフォンの修理をするe☆イヤホンクリニック、VRと合うイヤフォンを試せるVRコーナーが店内に設置されていた。

 e☆イヤホンクリニックでは、ケーブルの断線などの単純な修理の他にもリケーブル仕様ではないイヤフォンのリケーブルなども行っている。

 VRコーナーでは「HTC VIVE」を展示し、VRに没入するのに適したイヤフォンを試すことができる。

カスタムIEMコーナーにもかなりのスペースを割いている カスタムIEMコーナーにもかなりのスペースを割いている
PCオーディオコーナー PCオーディオコーナー
e☆イヤホンクリニックではさっそく店員がケーブルを修理していた e☆イヤホンクリニックではさっそく店員がケーブルを修理していた
VRコーナーではVRと合うイヤフォンをHTC VIVEと合わせて試すことができる VRコーナーではVRと合うイヤフォンをHTC VIVEと合わせて試すことができる

 東京でもここまでイヤフォンの活用を網羅した店は他に類を見ない。関西のポータブルオーディオファンは一度足を運んでみてはいかがだろうか。

取材協力:タイムマシン

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