2015年06月11日

ミノタウロスを搾ってつくるデザート -4-

くだん乳とミノタウロス乳だが、くだん乳の方がどうもデザート作りには
合いそうな気がする。
体が牛ってことは乳の組成も牛だろうきっと。

それにしてもくだんにしろミノタウロスにしろ何喰わせればいいのだろう。
牛だから草でいいのか?
でも草だけだと十分なエネルギー摂取させるの大変なのかもしれないぞ、
このどちらにしても。

まずミノタウロスだが、どう考えても体の構造的に反芻には向いていない
なにしろ重力に反して反芻を行う必要がある。
そりゃ人間だって嘔吐する際には横隔膜やら何やら使って出来なくはないが、
毎食毎食何度も何度も戻すとなると…体が持たないんじゃないか?

くだんはくだんで歯の構造が完全草食には向いていないはずだ。
…あるいは顔は人間だけど歯は牛なのか?それならまだいけるかもしれないが。
加えて大量の草を摂食する必要がある。人間の顎で可能なのか?

…これまでになく存在すら問題になってくるモンスターだなどっちも。
解決策は…そうだなぁ…反芻しないような食生活送ればいいと思う。
つまり人間と同じような穀物やら肉やら摂食すればいい。

ミノタウロスはどうもそうしてるんじゃないだろうかと思う。
原点のギリシャ神話ではたしかいけにえ要求してなかったか?

くだんの方はちょっと大変だと思う。
大量の食糧を犬食いさせることになる。人間の顎で。
…くだんが早死にする理由がわかったかもしれない。


posted by とくがわ at 23:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 幻想科学厨房 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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