どうも、ゴトーだ。
そろそろ中長期的なSEO施策も考え始めていて、検索のビッグワードになりうるネタを仕入れておきたいと考えていた。
あとこの情報は転載自由なので、攻略サイトなどを運営している方はリンクさえ貼ってくれれば報告不要で使ってもらって構わないので、どうぞよろしく。
スーパーマリオランとは
スーパーマリオランとは任天堂がスマートデバイス向けに開発している新しい横スクロール型の2Dマリオゲームだ。
9月7日にAppleによるiPhone7の発表会にて、宮本茂によって発表された。ティム・クックが並んでのゲーム発表は間違いなく最初で最後だろう。
キャッチフレーズは「片手で遊ぶ、新しいマリオ」。
リリース情報
iOS版は12月にApp Storeから配信される。現在は事前登録が可能で、配信日になったら通知がくるとのこと。
Android版は公式には未定としているが、IGNの宮本茂へのインタビューによるとAndroidは2016年には出ないとのこと。
iPhoneがメインに選ばれた理由として、iOS端末の安定性にあるとのこと。おそらくAndroid端末は玉石混交で安定動作させるのに苦労するという背景があるのだろう。
開発はDeNAが行っている?
これらの情報の詳細は以下の記事を参照してほしい。こちらの記事も転載自由だ。
以下に概要を抜粋する。
- メインエンジニアリング(プログラム)はDeNAが行なっており、任天堂は品質管理を行なっている。
- 任天堂の役割はデザインとディレクション。
- もともとDeNAはネットワークやイベントなどのオペレーションを担当する予定だったが、何らかの要因でDeNAが開発を主導しているのではないか。
- 情報源はKantan Gamesという会社のCEO。
ここから先はブログ主による推測だが、当初任天堂が開発していたのだが、端末ごとの性能差により上手くゲームが動作せず、そういったノウハウがあるDeNAが主導して行うようになったのではないかと考えている。もちろん真相は不明だ。
従来のマリオシリーズとの違い
これまでのマリオシリーズと違い、マリオは自動的に右方向へ走り続ける。画面をタップすることでジャンルをするというシンプルな操作になっている。
新しいギミックや要素としては以下の様なものがある。
- マリオが落下している間に画面をタップすることで落下速度を遅らせられるので、それを利用して遠くにあるブロックの飛び乗って、紫コインなどのレアなコインをゲットできる。
- 紫コインという新種のコインが存在する模様。
- マリオは自動で走り続けるが一時停止ブロックに乗ることで1秒間立ち止まることができ、ファイヤーなどを回避することができる
- 地面の上にある特別なブロックに乗ることでマリオがジャンプする方向を変えることができる。(後方宙返りでアイテムを獲得することも)
コンセプト
任天堂プラットフォームを遊んでいない人達にリーチするための方法を長らく考えており、そのためには家庭用ゲームではシンプルすぎるのでスマートデバイス媒体に選んでいる。それを通じて任天堂プラットフォーム(Nintendo Switch)に移行してもらうための導線としたいとのこと。
複雑なアクションがともなう3Dゲームはスマートデバイスでは難しいと考えていて、そのようなタイプのものは自社プラットフォーム(Nintendo Switch)でリリースしていく予定。
ゲームを普段やらない人でも楽しめる作りにすることを主眼としているが、一方で難易度の高い要素も組み込むとのこと。ただ総じて発言から推測するに、スーパーマリオシリーズよりはシンプルになっているはず。
宮本茂氏、iPhone向け『スーパーマリオラン』は「アプリ内購入なし」や「ポケモンGOを意識」と語る - Engadget Japanese
2つのモード
スーパーマリオランにはメインモードとサブのオンラインモードが存在する。
World Tour (ワールドツアー)
メインモードで従来のストーリーモードに当たると思われる。
プレイヤーは制限時間内にできるだけ多くのコインを集めて、ステージのゴールに辿りつかなければならない。
Toad Rally (トードラリー)
Toadはキノピオ、Rallyは集結という意味。直訳すると"キノピオ集結"
フレンドやオンラインで世界中のユーザーとスコアを競うモード。スコアはコインやキノピオのフィギュアの数によって決まる模様。
対戦相手は従来のマリオでおなじみのゴーストとして表示される。
キノピオのフィギュアを集めるというのは、ゲーム中に高度なテクニックやジャンプを駆使すると「キノピオ」がもらえて、スコアが上昇するという要素。キノピオを集めるほどランキング上位につけることができる。
また後述する育成モードによって自分だけの王国を作ることができるが、その城を建設する時に獲得したキノピオを使うことができるとのこと。
育成モード
自分だけの王国(キングダム)を作る育成モードも存在する。
王国を建設するにはWorld Tourでコインを多く獲得したり、Toad Rallyで高度なテクニックを行うことで獲得するキノピオが必要とのこと。
フレンド機能
Toad Rallyにはフレンド機能があるが、そのフレンドはMiitomoのフレンドと連動する模様。
個人的な推測ではニンテンドー3DSやWii Uで作成したNintendo IDでログインすれば、そのフレンドを持ち込むことができるはず。
開発体制
宮本茂はクリエイティブフェローとして複数のプロジェクトを平行していた。当初はスターフォックスに集中していて、スターフォックスの開発が終了してからスーパーマリオランに注力し始めた。
スーパーマリオランのディレクターは手塚卓志で、オリジナルのスーパーマリオブラザーズを作成している人。宮本茂は現在そのチームに合流して開発している。
紺野秀樹は育成モード(キングダムモード)の方を担当している。紺野秀樹はスーパーマリオワールドのワールドマップのデザインやマリオカートのネットワークを担当していた。
NFC機能にも意欲的
AmiiboはNFCと呼ばれる技術によってゲームとフィギュアを連動させたが、スマートデバイスに応用するのにも前向きなようだ。
AppleもいくつかのNFCに関する新しい声明を出しているので、将来的にAmiiboと連動することがあるかも?
ダウンロード予測は10億~15億?
Kantan GamesのCEOによる予測では10億以上のダウンロードになるとのこと。(Android, iOS合わせて)
To clarify what I mean by predicting 1 billion+ downloads for Super Mario Run: this is for the initial (*free*) DL of the app. 1bn easy.
— Dr. Serkan Toto (@serkantoto) 2016年9月8日
また同じ人による別の報道では15億ダウンロードのポテンシャルもあるとのこと。
日本語情報では15億ダウンロードという言葉が既成事実化したように書かれているが、実際にはこの人の発言以外に10億ダウンロードといった数字は見つからなかった。
事前登録者は2000万人超え
AppleのCEOのティム・クックがBuzzFeedに語った内容によると既に2000万人が事前登録を完了したとのこと。
Tim Cook to BuzzFeed Japan: Super Mario Run already boasts 20 million iOS users who chose to get notifications when the game is out in Dec.
— Dr. Serkan Toto (@serkantoto) 2016年10月14日
追加課金はなし、有料版と無料版が存在
親が子供に「マリオの入ったiPhone」を安心して渡せるように、月額課金や追加課金はしない模様。
ただし無料版と有料版の2つが存在している。
海外サイトの予想だと有料版は5ドルほどだと言われている。