英会話のための英文法!基本動詞「Put」のイメージを掴もう!
これまで当ブログでは「Go」「Come」「Take」など、
いくつか基本動詞のイメージを紹介してきましたがいかがでしょうか?
単純に「英単語A=日本語A」といった風に
英語を日本語の意味で覚えてしまう癖は抜けてきましたか?
英単語や英文を日本語訳で考えてしまっていては、
いつまで経っても英語を使いこなせるようにはなれません!!
英語は意味ではなくイメージでニュアンスを掴みとることが大事です。
今回は、基本動詞の「Put」について紹介して行きます!!
基本動詞「Put」のイメージ!!
基本動詞「Put」のイメージは「何かをポンと置くイメージ」です。
日本語で「置く」と言うと「何かを平らな場所に置くイメージ」ですが、
英語の「Put」は幅広く、日本語の「置く」とは大きくニュアンスが異なります。
英語の「置く=Put」は、置くものは人でも物でも概念でも何でもOK、
そして置く場所も、物理的な場所ではなく抽象的な場所でも大丈夫です!!
「何かをどこかへ置く」のであれば、自由自在に「Put」を使うことができます。
なので、学校では「Put」=「置く」と教わりましたが、
単純に「置く」という意味だけで捉えないように注意しましょう!!
それではまずは、単純な意味での「置く」を見て行きましょう。
Where did you put the key?(その鍵をどこ置いたの?)
I put the picture on the wall.(私はその絵を壁に飾ったよ)
She put chocolates in the cake.(彼女はケーキにチョコレートを入れたよ)
これらは一番馴染み深い「Put」の形ですよね?
どこかに何か物をポンと置く、壁にかける、ケーキの中に入れる、
そこから動詞「Put」の「置く」イメージがそのまま伝わってきます。
そんな「Put」なのですが、先ほどお話したイメージの通り、
「置くものや場所」は抽象的な物や概念でも全然問題ありません!!
具体的な例をあげると。。。
They put pressure on him.(彼らは彼にプレッシャーをかけた)
Could you put your name here?(ここに名前を書いてくださいませんか?)
The government put a tax on the articles.(政府はその品々に課税をした)
このように置くモノも場所も、物理的な物だけではないんですね^^
基本動詞「Put」の「設置」のイメージ
また、そんな「Put」の「置く」イメージは、
そのイメージから「設置」のニュアンスを生み出すこともできます。
「何かを置く ⇒ 何かを設置する」
では早速、具体的な「設置」のイメージをいくつか見てみましょう。
Put your hands up in the air.(手を上げろ!!)
They put a price on the new computer.(彼らは新しいパソコンに値をつけた)
She put her mother into a nursing home.(彼女は彼女の母を老人ホームに入れた)
こんな風に「Put」の「置く」イメージから、
「何かをある状態に設置する」イメージが生まれてるのが分かりますね。
この設置のイメージは本当によく使われるので覚えておきましょう。
英文を見ても聞いても理解できない原因のひとつに、
「英語単語A」=「日本語A」といった感じで、
単語の意味を固定して考えてしまう癖があげられます。
ですが、そんな風に日本語訳に捉われてしまっていては、
いつまで経っても真の意味で英語を理解することはできません!!
特に基本動詞を覚える時は、広い意味でイメージを掴み、
英語の使われ方(コロケーション)を意識して覚えていくようにしましょう!!
前のページ ⇒ 英会話のための英文法!基本動詞「Take」のイメージを掴もう!
次のページ ⇒ 英会話のための英文法!基本動詞「Set」のイメージを掴もう!
無料メルマガ配信 ⇒ 今知っている英語だけで簡単な英会話を習得するには?
※要望が多かったため作りました!良かったら参考にして下さい(^^)
あわせて読みたい関連記事:
タグ:動詞


