仏誌がバロンドール候補３０人発表　メッシの史上初６度目受賞なるか

　【ロンドン原田公樹】フランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール」は２４日、年間最優秀選手「バロンドール」の候補３０人を発表した。

　欧州選手権で優勝したポルトガル代表主将のクリスティアノ・ロナルド（レアル・マドリード）、アルゼンチン代表のリオネル・メッシ（バルセロナ）らが入った。メッシが受賞すれば、自身の記録を更新して史上最多６度目となる。

　昨季イングランド・プレミアリーグで奇跡の優勝に貢献したレスターのジェイミー・バーディーとリヤド・マレズも名前を連ねた。日本人を含めアジア人選手は選ばれなかった。

　バロンドールは１９５６年にフランス・フットボール誌が創設した年間表彰で、２０１０年から昨年まで国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）と提携し、「ＦＩＦＡバロンドール」として行われた。今年からこの提携を解消し、０９年以前と同様にフランス・フットボール誌が単独で、世界のサッカー記者が投票する形式に戻った。今後３人の最終候補が公表され、来年１月に受賞者が発表される。