蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【大リーグ】きょうワールドシリーズ開幕 カ軍レスター、イ軍監督と師弟対決2016年10月26日 紙面から 【クリーブランド(米オハイオ州)穐村賢】大リーグのワールドシリーズ(WS、7回戦制)はインディアンス(ア・リーグ)が本拠地クリーブランドにカブス(ナ・リーグ)を迎え、25日午後8時8分(日本時間26日午前9時8分)開始予定の第1戦で幕を開ける。インディアンスは19年ぶりの出場で68年ぶり3度目の頂点を、カブスは71年ぶりの出場で108年ぶり3度目の王座を目指す。初戦前日の24日、両チームは試合会場で調整した。 カブスに期待の若き大砲が復帰か−。今季39本塁打のブライアントに、109打点のリゾ。このそうそうたる攻撃陣の中に、昨季のポストシーズン(PS)9試合で5本塁打を放ったカイル・シュワバー外野手(23)が加わりそうだ。 メジャー2年目のシュワバーは昨季69試合で16本塁打を放ったが、今季は開幕直後に左翼の守備で中堅手と交錯し左膝の靱帯(じんたい)を断裂。現在はアリゾナ秋季リーグで打撃、走塁を順調にこなしているという。 マドン監督は明言は避けたものの「すべて順調だと聞いている。彼は攻撃に違った選択肢を与えてくれる」とシュワバーの復帰を示唆。大舞台での強さも買われて、指名打者制が採用される1、2戦ではDHとして出場することが濃厚だ。 攻撃陣が若手主体なら投手陣は百戦錬磨のベテラン、今季19勝のレスターが先陣を切る。レッドソックスで2度の世界一に輝いた経験を持ち、優勝決定シリーズでMVPに選出された左腕は「ようやく目標の舞台に来た。最後は勝利をつかんで、みんなと喜びたい」とベテランらしく冷静な面持ちで必勝を誓った。 PSに入ってからも知将で知られるマドン監督の采配に注目が集まることが多いが、当の指揮官は「プレーするのは監督ではなく選手。自分たち本来のプレーをして、この舞台を楽しんでほしい」。103勝を挙げたレギュラーシーズン同様、伸び盛りの若手とベテランの融合で108年ぶりの世界一を目指す。 PR情報
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