蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【ドラニュース】2位・京田、足攻マルチで日大V2016年10月26日 紙面から
中日がドラフト2位で指名した日大・京田陽太内野手(22)が25日、リーグ優勝が懸かった一戦に「3番・遊撃」で出場し3打数2安打、1盗塁など走攻守で輝きをみせた。チームは9回に逆転サヨナラ勝ちし、25季ぶり23度目となるリーグ優勝。11月11日から始まる明治神宮大会(神宮)では1位指名の明治大・柳も出場。互いに勝ち進めば決勝で激突する。 歓喜の瞬間を京田はネクストバッターズサークルで迎えた。勝てば優勝、負ければ次戦に勝った方が優勝というリーグ戦最大のヤマ場。同点に追いついた9回1死二、三塁から長沢の右前打で三塁走者がサヨナラのホームへ。「自分がドラフト指名された時よりもうれしかった。これまでのことが込み上げてきた」。入学当初は2部。血のにじむ努力で優勝をつかんだ京田の目からは涙がこぼれた。 竜の未来を担うスピードスターは走攻守でみせた。まずは1回2死で打席が回ると、134キロの直球をきれいなライナーで中前へ。「きのうの練習でしっかり修正できた」。チャンスメークをすると、次打者の3球目にスチール。50メートル5秒9の俊足を生かし、楽々と二塁を陥れた。さらに6回1死ではボテボテのゴロが投手の前に転がったが、これまた韋駄天(いだてん)ぶりを発揮し、内野安打をもぎとった。 自慢の守備でもポテンシャルの高さを発揮した。3回2死一塁から左越えの打球で、一塁走者が一気に本塁を狙った。京田は左翼からの送球を受け、そのままノーバウンドで本塁へストライク送球。タッチアウトで追加点を与えなかった。 PR情報 |