広島VS北海道、日本S視聴率対決は「黒田効果」で広島の圧勝!59・6%対37・7%
2016年10月26日11時9分  スポーツ報知
◆SMBC日本シリーズ2016 ▽第3戦 日本ハム4x―3広島=延長10回=(25日・札幌ドーム)
今季限りでの現役引退を表明している広島・黒田博樹投手(41)が先発。両足がつるアクシデントで緊急降板し、試合もサヨナラで敗れた日本シリーズ(S)第3戦の地元・広島地区での平均視聴率が、広島地区歴代2位の59・6%を記録したことが26日分かった。
一方、延長10回2死二塁からの大谷翔平投手(22)の劇的サヨナラ打で今シリーズ1勝目を挙げ、対戦成績を1勝2敗とした日本ハムの地元・北海道地区での平均視聴率は37・7%。数字の上では“黒田効果”の広島地区に軍配が上がった。
広島ホームテレビが生中継した今回のゲーム、占拠率も73・8%と、ともに今回の同地区の日本S最高(第1戦が平均視聴率53・3%、第2戦が53・8%)の数字。瞬間最高視聴率は、9回裏の日本ハムの攻撃。マウンドには大瀬良、打席には田中賢介が入った瞬間・午後9時55分の74・1%だった。
一方、北海道テレビの生中継の占拠率は54・9%。大谷が右前への劇的サヨナラ打を打った瞬間、午後10時24分の視聴率は48・8%。瞬間最高視聴率は、その大谷の打席の前、3番・陽が打席に立った瞬間の午後10時18分の49・5%だった。
また、テレビ朝日系が放送した関東地区の平均視聴率も17・5%と高い数字だった。(数字はいずれも北海道、広島、関東地区、ビデオリサーチ調べ)。