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調査チームがカヌー団体を聴取

10月26日 14時07分

東京オリンピック・パラリンピックのボート・カヌーの競技会場の大幅な見直しを提案している東京都の調査チームが26日、カヌー関係者へのヒアリングを行いました。
調査チームでは3つの競技会場の見直しを提案していて、関係する競技団体からのヒアリングはこれが最後となり、近く、最終的な報告をまとめることにしています。

都の調査チームは、4年後の東京大会のボート・カヌーの競技会場について先月、大幅な見直しを提案し、東京・臨海部の「海の森水上競技場」の恒久的な施設か仮設施設として整備する案と、宮城県登米市にある長沼ボート場へ変更する案のあわせて3つの提案を示しています。
これを受け調査チームは、26日都庁で日本カヌー連盟の成田昌憲副会長などへのヒアリングを行いました。
この中でカヌー連盟側は、長沼ボート場はコースの幅や長さなどがカヌー競技向けに整備されていないため、競技を行うことができないと伝えたということです。
その上で、これまでの予定通りに「海の森水上競技場」で競技を行ってほしいと主張したということです。
競技会場の見直しが提案されている競技団体へのヒアリングはこれが最後となり、調査チームはこれまでに聞き取った意見などを踏まえて近く、最終的な報告書をまとめることにしています。
小池知事は11月1日に開かれる方向で調整が進められている「都政改革本部」の会合で報告を受けたあと、判断を示すことにしています。

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