【陸上】桐生が初始球式、走塁は「ベースを踏んだらコケちゃいそう」

2016年10月26日12時5分  スポーツ報知
  • 始球式を務めた陸上リオ五輪日本代表の桐生祥秀
  • 目標の100メートル9秒台にちなみ、背番号「9」で始球式を行った桐生

 リオデジャネイロ五輪陸上男子400メートルリレー銀メダルの桐生祥秀(20)=東洋大=が26日、神宮球場で行われた東都大学野球の東洋大―日大戦の始球式を行った。目標の100メートル9秒台にちなんで、背番号「9」を着て登場。「野球場に来るのが初めて」とは思えない堂々としたフォームで、高めへノーバウンドの速球を投げ込んだ。球速表示はなかったが「100キロを超えていてほしい。50点くらいかな」と笑った。

 野球部と陸上部の寮が同じことから実現。草野球の経験はあったが練習は1日だけで、初めて立つマウンドは「高くて傾斜があった」。代走起用は「一塁から二塁へ走るだけならいいけど、回れないので。ベースを踏んだらコケちゃいそう」とやんわり断った。

 約1か月の完全オフは、大相撲、テニスを見に行くなど満喫した。22日から練習を再開しており、体作りをしながら来季に備える。

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