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米高官「北朝鮮の非核化見込みなし」 異例の発言

2016/10/26 9:21
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 【ワシントン=共同】クラッパー米国家情報長官は25日、ニューヨークで開かれたシンクタンクのイベントで「北朝鮮を非核化しようという試みは、おそらく見込みはない」と述べ、北朝鮮の核戦力を制限する政策へと方針転換するのが現実的だとの考えを示した。

 オバマ政権は北朝鮮を核保有国と認めない方針を繰り返し表明しており、閣僚級の高官が政権の意向と反する発言をするのは異例。国際社会が5回目の核実験を行った北朝鮮への追加制裁について協議を進める中、発言は議論を呼びそうだ。

 国務省のカービー報道官は25日の記者会見で、クラッパー氏の発言は把握していないとした上で「朝鮮半島の検証可能な非核化を目指す政策は全く変わっていない」と強調。北朝鮮は核問題を巡る6カ国協議に戻るべきだと訴えた。

 クラッパー氏は北朝鮮が非核化を行わないのは「(核開発が)生き残るためのチケットだからだ」と指摘。「私たちが望むことができるのは(核戦力に)上限を設けることだろう」と主張した。

 北朝鮮が核弾頭を搭載したミサイルで米本土を攻撃する能力があるかどうかについては、大陸間弾道ミサイル(ICBM)「KN08」の実験が行われていないため分からないとしたが、「常に最悪の事態を想定しなければならない」と述べた。

 クラッパー氏が務める国家情報長官は、情報機関のテロ情報と大量破壊兵器拡散に関する情報を集約する閣僚級ポスト。

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