【ポケモンサンムーン】サトシゲッコウガの対戦考察/育成方法/パーティ構築/型考察/おすすめ技の解説と対策方法

『ポケットモンスター サン ムーン(ポケモン サン ムーン)』の対人戦におけるサトシゲッコウガの対戦考察です。努力値の調整や技構成、持ち物を含めた育成や、パーティで組ませるおすすめのポケモンを解説します。ランダムマッチのフリーやレートにおけるサトシゲッコウガの対策方法についても考察します。

サトシゲッコウガの基本情報

■サトシゲッコウガ

タイプ1 タイプ2
みず あく
特性
きずなへんげ

■通常時の種族値

HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早さ 合計
72 95 67 103 71 132 530

■「きずなへんげ」後の種族値

HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早さ 合計
72 145 67 153 71 132 640

サトシゲッコウガの特徴と戦い方

体験版で入手
現在は特別体験版でのみ入手できる、特別な特性「きずなへんげ」を持ったゲッコウガです。
特別体験版の個体は性格・個体値が固定されており、厳選はできません。
個体値は「すごいとっくん」によって調整できますが、現状では性格の変更は不可能です。

特別な特性「きずなへんげ」
「きずなへんげ」は相手のポケモンを倒すことで発動し、姿とステータスが変わります。
変身すると攻撃と特攻が大きく上昇し、素早さも上がります。
130族を超える素早さ種族値なだけに、性格「がんばりや」なのが少し悔やまれますね。

持ち物は自由!
通常のメガシンカと違って持ち物は固定されません。
これほどの種族値を持ちながら、「きあいのタスキ」や「いのちのたま」などの強力なアイテムを持たせることができます。
もちろん、「Zクリスタル」も持つことができるでしょう。
味方のメガシンカとの共存も可能です。

これまでのゲッコウガとの違い
従来のゲッコウガにとって最大の長所であった「へんげんじざい」は持ちません。
純粋に水・悪タイプのポケモンとして運用することになります。
「きずなへんげ」を発動させなければ、「へんげんじざい」ゲッコウガの下位互換となりかねないため、いかにしてこれを発動させるかが重要です。

「きずなへんげ」発動の考察
もっともシンプルなのは、高い素早さと多彩な技を活かしてタイマンに勝つことです。
「こだわりメガネ」や「いのちのたま」で火力を上げたり、「きあいのタスキ」を利用するのも良いでしょう。
超高威力の「Zワザ」で一気に倒してしまうという手もあります。

ただしタイマンで勝てる相手は限られているため、できれば、もう少し発動を狙いやすくする工夫が欲しいです。

例えば、味方が相手をギリギリまで削った後に退場し、ゲッコウガでトドメを刺すという方法は有効でしょう。
「みねうち」なら相手のHPを1残せますが、そもそもの火力が低すぎて充分に削れない可能性もあります。

Lv.1コラッタなどで有名な「きあいのタスキ(がんじょう)」+「がむしゃら」はいかがでしょうか。
HP1で耐える事ができる「きあいのタスキ」と、相手のHPを自分の現在HPと同じ値にする「がむしゃら」の組み合わせです。
「きあいのタスキ」は「こらえる」を使うことでも代用できますが、自ターン相手よりも速く動いて「がむしゃら」を使う必要があります。

「がむしゃら」使用後、そのまま倒されてゲッコウガを出し、「みずしゅりけん」でトドメを狙うという組み合わせですが、ゲッコウガを出した後に相手が引く可能性もあります。
ダブルバトルであれば特性「かげふみ」を持つポケモンを利用できますが、シングルでは読み合いを避けられません。
交換を読むことができれば、後続に負担をかけたり、「みがわり」を置いて有利な状況を作ることはできます。

単純に「でんじは」などを撒いておいたり、「リフレクター」「ひかりのかべ」などでタイマンを制しやすい状況を作るのも有効でしょう。
「とんぼがえり」や「ボルトチェンジ」で相手のポケモンを削りつつ、勝てる相手が出てきたタイミングでゲッコウガを出すという方法も考えられます。

サトシゲッコウガのおすすめ技

物理技 特殊技 変化技
アクロバット あくのはどう たたみがえし
いわなだれ くさむすび ちょうはつ
かげうち じんつうりき みがわり
けたぐり なみのり  
たきのぼり ねっとう  
ダストシュート ハイドロポンプ  
つじぎり みずしゅりけん  
とんぼがえり めざめるパワー  
なげつける れいとうビーム  
れいとうパンチ    

サトシゲッコウガの型考察

両刀アタッカー型

特性 きずなへんげ
性格 がんばりや
努力値 素早さ252 攻撃調整 残り特攻
持ち物 Zクリスタル/いのちのたま/きあいのタスキ/たつじんのおび/こだわりハチマキ/こだわりメガネ
必須技 みずしゅりけん/つじぎり or あくのはどう

・今作から「みずしゅりけん」は特殊技となった。「きずなへんげ」の発動や、対いじっぱりファイアローを考えると優先度は高い。
・現状は性格「がんばりや」固定。素早さは通常時で174となり、最速106族まで抜ける。「きずなへんげ」時なら184で、最速116族と同等。

サトシゲッコウガの対策

「きずなへんげ」さえ発動させなければ、火力はそこまで高くありません。
高耐久のポケモンであれば、受けきることは充分に可能です。

ただし、相手が行動するまで「へんげんじざい」とどちらか区別がつきません。
どちらにも対応できる「ウォッシュロトム」などで対策できると安心です。
耐久は低いので、ゲッコウガよりも早いポケモンや、「こだわりスカーフ」を持たせたポケモンで上から倒すのも有効です。

「きずなへんげ」発動後は一気に強化されます。
多彩な技と両刀可能な種族値が相まって、受けるのが難しくなります。
現状では性格「がんばりや」固定のため、素早さ種族値116以上で「みずしゅりけん」を半減以下に抑えられるポケモンで対抗しましょう。

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