円相場は値下がり 米で追加利上げの見方広がる

25日の東京外国為替市場は、アメリカが年内にも追加の利上げを行うのではないかという見方から、ドルを買って円を売る動きが出て円相場は値下がりしました。
午後5時時点の円相場は、24日と比べて54銭、円安ドル高の1ドル=104円45銭~47銭でした。一方、ユーロに対しては、24日と比べて47銭、円安ユーロ高の1ユーロ=113円58銭~62銭でした。ユーロはドルに対しては、1ユーロ=1.0873~77ドルでした。

市場関係者は、「アメリカの製造業に関する経済指標が市場の予想を上回り、年内にも追加の利上げが行われるのではないかという見方が広がった。今月28日には、アメリカのことし7月から9月までのGDP=国内総生産の速報値が発表されるため、追加利上げを後押しする内容となるか注目されている」と話しています。