韓国造船3社、7-9月期は黒字見通し…費用削減効果

韓国造船3社、7-9月期は黒字見通し…費用削減効果

2016年10月21日06時24分
[ⓒ 中央日報日本語版]
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  構造調整が行われている韓国造船大型3社がことし7-9月期には黒字を記録する見通しだ。

  20日、韓国メディアのKBS(韓国放送公社)などによると、現代重工業は7-9月期の営業利益が約3400億ウォン(約313億円)で昨年同期から黒字転換すると見込まれている。サムスン重工業も営業利益を590億ウォン台とし黒字への転換が予想されている。大宇造船海洋の営業利益は300億ウォンから400億ウォン台にのぼるものと見られている。

  造船ビッグ3が受注減少により売り上げが落ち込み停滞状態を示している中で3社ともに7-9月期に黒字への転換が予想されているのは、大規模なリストラと資産売却等を通して収益性を改善したことが作用したためと思われる。

  現代重工業とサムスン重工業は4-6月期に希望退職慰労金などを一回性費用としてすでに反映させている。また、大宇造船は今月から生産職を含めて希望退職を募っており、大規模費用がかかる慰労金が10-12月期の実績に反映されることも影響がある。
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