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あんた誰、と問われれば、見ての通りの無名であります。
無名P(無名)と、現在名乗っております。無名であります。
皆様、まずは第17回MMD杯、お疲れ様でした。
中継放送にご来場頂き、あるいはこのブロマガに興味を持って頂き、ありがとうございます。
あまりにも「あんた誰」だと思いますので、軽く述べます。
自分は第8回MMD杯でMMDの祭りに初めて触れ、以後、ご縁あって第13回MMD杯あたりから「閉会式放送の中継生放送」を個人的にやっております。
中継生自体の始まりは、確か第10回杯あたりにMMD杯の運営さんがツイッターで「座席が溢れるー! どなたか溢れてしまうエコノミーさん他視聴者さんの受け皿になってくださる方はいらっしゃいませんかー!?」の旨、閉会式の時に悲鳴をあげたのがきっかけだったと記憶しています。
当時盛んだったMMDリク生を引っ張っていた個人の生主が、それに応じる形で始まりました。
自分は、その人が席を離れた後を引き継ぐ形で現在に至ります。
ひらべったーく言ってしまえば、生放送可能な環境があるだけの、ただのニコニコ動画のユーザーの一人です。
閑話休題。
放送が終わって一夜明け、色々とツイッターや知り合い等から情報が入ってきまして。
その中で、中継生主としての立場から気付いたことを述べていこうかと思います。
あ、あくまでも個人的な意見であり、経験や朧になってきた記憶に基づくものです。
ので、まぁあまりあてにせず軽く聞き流してください。
1.MMD杯でモデルの配布等は「普通にやっていたこと」。
「MMD杯でモデルの配布とかどーなのよ? そこでやるとか普通じゃないだろ」
……みたいな話が出ているらしい、というのは、実は杯の閉会式前から知っておりました。
自分の記憶では、過去の杯ではごく当たり前にモデルやモーションの配布、その後に始まるイベントの告知が参加作品として登場していた気がします。
最近だと、イベントのまとめ動画もありましたっけ。
人が集まり、露出が増えるチャンスだ! と、杯に合わせてモデルやモーション等+動画を仕上げるために骨身を削る皆様を、モデラーモドキな自分は「凄いなぁ」と眺めていた記憶があります。
間に合わんかったー、で遅刻で作品と配布モデルを出したり、EXで配布! というのも多かった気がします。
なので、MMD杯の半分くらいを見てきた身として「杯でモデルとか配布? OMFに次ぐくらい人目に触れるチャンスだから大いにOKじゃね?」と、まぁそう考えるのであります。
2.遅刻動画紹介(遅刻組ダイジェスト)はあれ、杯の公式動画じゃないのだそうです。
これは、実は前回……前々回でしたっけ? 放送回線の事故で、MMD杯の閉会式の放送が二日に渡った事がありまして、その時放送時間関係で頻繁に杯運営の方とコンタクトを取ったときに知ったことであります(それまでは、自分も公式動画だと思っておりました)。
遅刻組ダイジェストもEXの情報の取りまとめも、実は運営のうちのお一方が、趣味で一生懸命やっていらっしゃったのだそうで。
一人で、毎回15分を超える勢いのまとめ動画を作っていた事になります。エンコード時間ぎりぎりを見積もって組み込める限りの動画をはめ込んでいた様子は、過去のダイジェスト動画を見れば予想がつくかと思います。
今回は、遅刻ではなく「極楽浄土ダイジェスト」だったわけですが、これまた個人の動画だった模様。
遅刻動画の紹介はそもそも最初からあったわけではなく、運営の義務ではなく、趣向が変われば違う特集にもなり、引き継がれなかったらいずれ多分姿を消してしまうかもしれない「個人の作業」だった、というお話。
今回の極楽浄土にしても、動画は29本。
動画をまとめた方の熱意と労力に、頭が下がります。
そんなこといっても、前例ないんだろ!? と言われそうですが、第10回杯は遅刻組ダイジェストではなく過去のレジェンド特集でした。これ本当。
遅刻組ダイジェストがなかった! とがっかりした皆様。
個人表彰セットが、毎年配布されていることはご存知でしょうか。
自分の手で、自分なりの「遅刻組ダイジェスト」を作るのも、ひとつの楽しみかもしれませんよ?
ネタかぶりしそう? 気にしてはいけません。お祭りですから。
3.MMD杯で「一般視聴者にも評価させろ!」という方に「個人表彰」をお勧め。
MMD杯では、誰もが好きな動画を好きなように個人で表彰することができるように「個人表彰セット」が配布されております。
……毎回セットを制作している運営の担当の方、お疲れ様です、いや本当に。
自分、杯が終わってから「個人表彰されてないかなぁ。されていなくても、他の人のお勧め動画がたくさん見られるからいいかー」と、個人表彰動画めぐりを毎回やっております。
個人的な意見ですが、個人表彰はMMD杯の華のひとつではなかろうか、と。
参加者や視聴者が評価した動画を見たい、自分が評価した動画を見せびらかしたい! という方は、是非個人表彰の世界へどうぞ。
自分は、毎回何かに忙殺されてできずじまいでありますがorz、いつか個人表彰動画を作るのも目標の一つです。
4.A-CUPは「MMDイベント支援システム」。
杯の運営が作ったシステムだあーだーこーだ、とあれやこれや言われているA-CUPですが、別に杯のためだけに稼動しているわけではありません。
その前にあったSSKシステム(でしたっけか。8回杯で自分もお世話になっております)の後を引き継ぐ形で作られたものなのは確かだそうです。
でまあ、ご存知の方も多いと思いますが、現在は「A-CUPで集計とかしたい!」という多くのイベントのデータ管理、配布ファイルの置き場がなければその場所の提供等も担ってくださっております(GoogleSiteとか、HPの容量壮絶に小さいですし)。
だからどうしたと言われてもまあ、そういうものなのです、というお話。
5.MMD杯の運営の皆様は、全力で遊んでいるだけの「参加者」。
金が絡んでいるだろうとか利権が絡んでいるんだろうとか、何か陰謀論があるとかないとかよくわからん話を小耳に挟んだので。
色々と、タイミングが重なってあれやこれやに見えた時期もあるかもしれませぬ、それは自分も否定しません。
が。
MMD杯運営に金が流れているとしたら、担当者が過去にvistaのノートで6時間かけて公式放送用の動画をエンコードする、とか逆にあり得ないだろうと思う自分であります。
あ、故あって実際にそのマシンやデータを拝見する機会がありました。
そのノートであれを作るとか、あんたは何者だ(褒め言葉)。
無駄に長くMMD杯を見ていると、金銭が入り込む余地がないのがよくわかります。
……とはいっても、こればかりは自分がどんなに言っても信じない人は信じないだろうからなぁ、と思ったり。証拠を出せ、と言われても、中継生主として頻繁にコンタクトしてわかる運営の皆様の人柄とかエンコード状況のお話とかから垣間見える状況でわかる、というレベルですので困ってしまう事象であります。
というか、忘れ去られがちなのですが。
MMD杯って、規模は大きいけれど ユーザーイベント なのですよな。
スポンサーとかいないし。という。
イベントは「有志が集まってやっているもの」であり「ニコニコ動画(ドワンゴ)の公式ではない」ものであり「公式動画はあくまでも『個人が開催しているイベントの動画のために個人が一生懸命作ったもの』」であって……ええい、何でこうくどくなるのか。
平たく言うなら「ユーザーが動画持ち寄るだけの祭りに権威も金もなんもあるかーい!」というのが、長く参加している一個人としての見解です。
あとまあ、誤解のないように(あくまでも個人の見解として)申しますと。
運営も、選考委員(Not審査員)の皆様も。
動画を作る人も、見る専の人も、モデラーの皆様もモーション作成する皆様も、その他杯に参加する動画に関わるさまざまなことに携わる皆様も。
等しく、MMD杯の参加者だと思う自分であります。
MMDの動画は、個人でも作れます。
けれど、人との繋がりがあるからこそ、技術や表現の幅、ネタの幅が増える世界でもあると思っておりますので。
ええと。
いかん、この段落での着地点見失ったorz
とにかく、関わる皆様がみんな楽しければいいと思うよ! と、単純な位置に着地してみる。
MMD杯は、元々ユーザーが少なかった初期に「皆で動画を持ち寄ろう、杯ってつけたから順位もつけよう。MMDに関して一切金銭を受け取らない樋口M(MikuMikuDance自体の制作者様)に動画でお支払いをしよう」と始まった……という感じの対談を、ネットで見たことがあります。
そもそも「ミクを動かしたい」で世に生まれたMMDでありますが、今や動かせるモデルは増え、裾野は一気に広がりました。
中には、ジャンルやモデルに好き嫌いが出てくる方もあるでしょう(恥ずかしながら、自分もそうなのですがorz)。
それでも、自分思うに。
どこまでいっても、根っこは「このキャラが動くところを見たい」「このキャラを動かしたい」「画面を作って楽しみたい」というものだとは思うわけで……あれ。何言おうとしたんだっけorz
まぁ、なんだ。
わーっと集まって楽しむ、というのがMMD杯の根っこにずっとあるものなのだ、というのは確かな気がするのであります。
中継放送で「良いものは褒める、嫌いなものはdisらない。楽しみましょう。お祭りですから」と言ったのは、そんなわけなのであります。
以上、長々と2年半ばかり中継の席をお預かりしている個人のたわ言でありました。
ここまで読んで損した方、すみません。
お付き合い頂けた方、ありがとうございます。
たかだか数年ではありますが、リク生主、中継生主という立ち位置にいたので言えること、というのを長々と述べさせて頂きました。
最後に。
中継生主にも何か特権があるんだろう! という方がいるとあれなので、念のために言わせて頂きますと。
何もありません。
強いて言うなら「生主やるのが好きなら、それなりに、楽しい かも しれない」。
MMDコミュでやるなら、場所をお借りする立場としてコミュ主さんに放送権限を申請し、枠がとれる状態になり、NLE等が使える状態になった時点で「はいはい、俺がやるよー」と、誰もが名乗り出ることができる立ち位置です。
枠を取るにあたって掲示板で念のために予告をしたければしたり、他に放送枠を使いたい人がいないか確認をしたり、といった当たり前のことさえきちんとしていれば、極当たり前に可能なことです。
ついでに、MMDコミュで「やらなければいけないものでも『ありません』」。
自分は、受け皿として席数が多い(=コミュレベルが高い)MMDコミュで幸運にも場所をお借りできる形となり、そこでずっとやっているだけでありまして。
どこのコミュで、誰がやっても良いのだそうです、中継。ここ重要。
特別なものでも何でもありませぬ。ここも重要。
……というまあ、それだけの何か。
閉会式の中継生も、前々回あたりから「必要ないのではないか」という言がちらほら出ていることは承知しております。
じゃあ、何でやっているのか、といえば。
動画を皆と一緒に楽しむためにコメントを考え、視聴者同士が激突しないように気をつけ、緊張で冷や汗をかき時に胃が痛くなるような瞬間もあり……とまぁ何かこう書くとマゾいな(汗)
単に、一人でも多くの人が席に座れたら楽しいはずだし、一人で見るより皆で閉会放送を見たい、その方が自分や誰かがきっと楽しいだろう、多分! という、ただそれだけであります。
(自分が楽しいついでに誰かが楽しいと嬉しい、というのは自分のスタンスですので、そこはご容赦を)
皆で何かを見るのは楽しい。わいわい言い合いながら、同じものを見て時間を共有するのは楽しい。
苦労があろうと、些細なことで視聴者同士の喧嘩が勃発しかけようともリク生主をやっていたのも、そんな理由であります。色々あって、現在長らく席を離れておりますがorz
まぁ、そんなわけで。
以上、適度に聞き流して頂ければと思いつつ、筆を置くのであります。
次の杯は、半年先。
自分がその頃どうなっているかなど、確約はありません。
また中継放送があるのかどうか、できるのかどうか、もしも無名の生主が席を離れる場合、代わりのどなたか、あるいは後継が現れるかどうかも定かではありませぬが。
ご縁がありましたら、また中継の席なり、どこかなりでお会いしましょう。
無名でした。
無名P(無名)と、現在名乗っております。無名であります。
皆様、まずは第17回MMD杯、お疲れ様でした。
中継放送にご来場頂き、あるいはこのブロマガに興味を持って頂き、ありがとうございます。
あまりにも「あんた誰」だと思いますので、軽く述べます。
自分は第8回MMD杯でMMDの祭りに初めて触れ、以後、ご縁あって第13回MMD杯あたりから「閉会式放送の中継生放送」を個人的にやっております。
中継生自体の始まりは、確か第10回杯あたりにMMD杯の運営さんがツイッターで「座席が溢れるー! どなたか溢れてしまうエコノミーさん他視聴者さんの受け皿になってくださる方はいらっしゃいませんかー!?」の旨、閉会式の時に悲鳴をあげたのがきっかけだったと記憶しています。
当時盛んだったMMDリク生を引っ張っていた個人の生主が、それに応じる形で始まりました。
自分は、その人が席を離れた後を引き継ぐ形で現在に至ります。
ひらべったーく言ってしまえば、生放送可能な環境があるだけの、ただのニコニコ動画のユーザーの一人です。
閑話休題。
放送が終わって一夜明け、色々とツイッターや知り合い等から情報が入ってきまして。
その中で、中継生主としての立場から気付いたことを述べていこうかと思います。
あ、あくまでも個人的な意見であり、経験や朧になってきた記憶に基づくものです。
ので、まぁあまりあてにせず軽く聞き流してください。
1.MMD杯でモデルの配布等は「普通にやっていたこと」。
「MMD杯でモデルの配布とかどーなのよ? そこでやるとか普通じゃないだろ」
……みたいな話が出ているらしい、というのは、実は杯の閉会式前から知っておりました。
自分の記憶では、過去の杯ではごく当たり前にモデルやモーションの配布、その後に始まるイベントの告知が参加作品として登場していた気がします。
最近だと、イベントのまとめ動画もありましたっけ。
人が集まり、露出が増えるチャンスだ! と、杯に合わせてモデルやモーション等+動画を仕上げるために骨身を削る皆様を、モデラーモドキな自分は「凄いなぁ」と眺めていた記憶があります。
間に合わんかったー、で遅刻で作品と配布モデルを出したり、EXで配布! というのも多かった気がします。
なので、MMD杯の半分くらいを見てきた身として「杯でモデルとか配布? OMFに次ぐくらい人目に触れるチャンスだから大いにOKじゃね?」と、まぁそう考えるのであります。
2.遅刻動画紹介(遅刻組ダイジェスト)はあれ、杯の公式動画じゃないのだそうです。
これは、実は前回……前々回でしたっけ? 放送回線の事故で、MMD杯の閉会式の放送が二日に渡った事がありまして、その時放送時間関係で頻繁に杯運営の方とコンタクトを取ったときに知ったことであります(それまでは、自分も公式動画だと思っておりました)。
遅刻組ダイジェストもEXの情報の取りまとめも、実は運営のうちのお一方が、趣味で一生懸命やっていらっしゃったのだそうで。
一人で、毎回15分を超える勢いのまとめ動画を作っていた事になります。エンコード時間ぎりぎりを見積もって組み込める限りの動画をはめ込んでいた様子は、過去のダイジェスト動画を見れば予想がつくかと思います。
今回は、遅刻ではなく「極楽浄土ダイジェスト」だったわけですが、これまた個人の動画だった模様。
遅刻動画の紹介はそもそも最初からあったわけではなく、運営の義務ではなく、趣向が変われば違う特集にもなり、引き継がれなかったらいずれ多分姿を消してしまうかもしれない「個人の作業」だった、というお話。
今回の極楽浄土にしても、動画は29本。
動画をまとめた方の熱意と労力に、頭が下がります。
そんなこといっても、前例ないんだろ!? と言われそうですが、第10回杯は遅刻組ダイジェストではなく過去のレジェンド特集でした。これ本当。
遅刻組ダイジェストがなかった! とがっかりした皆様。
個人表彰セットが、毎年配布されていることはご存知でしょうか。
自分の手で、自分なりの「遅刻組ダイジェスト」を作るのも、ひとつの楽しみかもしれませんよ?
ネタかぶりしそう? 気にしてはいけません。お祭りですから。
3.MMD杯で「一般視聴者にも評価させろ!」という方に「個人表彰」をお勧め。
MMD杯では、誰もが好きな動画を好きなように個人で表彰することができるように「個人表彰セット」が配布されております。
……毎回セットを制作している運営の担当の方、お疲れ様です、いや本当に。
自分、杯が終わってから「個人表彰されてないかなぁ。されていなくても、他の人のお勧め動画がたくさん見られるからいいかー」と、個人表彰動画めぐりを毎回やっております。
個人的な意見ですが、個人表彰はMMD杯の華のひとつではなかろうか、と。
参加者や視聴者が評価した動画を見たい、自分が評価した動画を見せびらかしたい! という方は、是非個人表彰の世界へどうぞ。
自分は、毎回何かに忙殺されてできずじまいでありますがorz、いつか個人表彰動画を作るのも目標の一つです。
4.A-CUPは「MMDイベント支援システム」。
杯の運営が作ったシステムだあーだーこーだ、とあれやこれや言われているA-CUPですが、別に杯のためだけに稼動しているわけではありません。
その前にあったSSKシステム(でしたっけか。8回杯で自分もお世話になっております)の後を引き継ぐ形で作られたものなのは確かだそうです。
でまあ、ご存知の方も多いと思いますが、現在は「A-CUPで集計とかしたい!」という多くのイベントのデータ管理、配布ファイルの置き場がなければその場所の提供等も担ってくださっております(GoogleSiteとか、HPの容量壮絶に小さいですし)。
だからどうしたと言われてもまあ、そういうものなのです、というお話。
5.MMD杯の運営の皆様は、全力で遊んでいるだけの「参加者」。
金が絡んでいるだろうとか利権が絡んでいるんだろうとか、何か陰謀論があるとかないとかよくわからん話を小耳に挟んだので。
色々と、タイミングが重なってあれやこれやに見えた時期もあるかもしれませぬ、それは自分も否定しません。
が。
MMD杯運営に金が流れているとしたら、担当者が過去にvistaのノートで6時間かけて公式放送用の動画をエンコードする、とか逆にあり得ないだろうと思う自分であります。
あ、故あって実際にそのマシンやデータを拝見する機会がありました。
そのノートであれを作るとか、あんたは何者だ(褒め言葉)。
無駄に長くMMD杯を見ていると、金銭が入り込む余地がないのがよくわかります。
……とはいっても、こればかりは自分がどんなに言っても信じない人は信じないだろうからなぁ、と思ったり。証拠を出せ、と言われても、中継生主として頻繁にコンタクトしてわかる運営の皆様の人柄とかエンコード状況のお話とかから垣間見える状況でわかる、というレベルですので困ってしまう事象であります。
というか、忘れ去られがちなのですが。
MMD杯って、規模は大きいけれど ユーザーイベント なのですよな。
スポンサーとかいないし。という。
イベントは「有志が集まってやっているもの」であり「ニコニコ動画(ドワンゴ)の公式ではない」ものであり「公式動画はあくまでも『個人が開催しているイベントの動画のために個人が一生懸命作ったもの』」であって……ええい、何でこうくどくなるのか。
平たく言うなら「ユーザーが動画持ち寄るだけの祭りに権威も金もなんもあるかーい!」というのが、長く参加している一個人としての見解です。
あとまあ、誤解のないように(あくまでも個人の見解として)申しますと。
運営も、選考委員(Not審査員)の皆様も。
動画を作る人も、見る専の人も、モデラーの皆様もモーション作成する皆様も、その他杯に参加する動画に関わるさまざまなことに携わる皆様も。
等しく、MMD杯の参加者だと思う自分であります。
MMDの動画は、個人でも作れます。
けれど、人との繋がりがあるからこそ、技術や表現の幅、ネタの幅が増える世界でもあると思っておりますので。
ええと。
いかん、この段落での着地点見失ったorz
とにかく、関わる皆様がみんな楽しければいいと思うよ! と、単純な位置に着地してみる。
MMD杯は、元々ユーザーが少なかった初期に「皆で動画を持ち寄ろう、杯ってつけたから順位もつけよう。MMDに関して一切金銭を受け取らない樋口M(MikuMikuDance自体の制作者様)に動画でお支払いをしよう」と始まった……という感じの対談を、ネットで見たことがあります。
そもそも「ミクを動かしたい」で世に生まれたMMDでありますが、今や動かせるモデルは増え、裾野は一気に広がりました。
中には、ジャンルやモデルに好き嫌いが出てくる方もあるでしょう(恥ずかしながら、自分もそうなのですがorz)。
それでも、自分思うに。
どこまでいっても、根っこは「このキャラが動くところを見たい」「このキャラを動かしたい」「画面を作って楽しみたい」というものだとは思うわけで……あれ。何言おうとしたんだっけorz
まぁ、なんだ。
わーっと集まって楽しむ、というのがMMD杯の根っこにずっとあるものなのだ、というのは確かな気がするのであります。
中継放送で「良いものは褒める、嫌いなものはdisらない。楽しみましょう。お祭りですから」と言ったのは、そんなわけなのであります。
以上、長々と2年半ばかり中継の席をお預かりしている個人のたわ言でありました。
ここまで読んで損した方、すみません。
お付き合い頂けた方、ありがとうございます。
たかだか数年ではありますが、リク生主、中継生主という立ち位置にいたので言えること、というのを長々と述べさせて頂きました。
最後に。
中継生主にも何か特権があるんだろう! という方がいるとあれなので、念のために言わせて頂きますと。
何もありません。
強いて言うなら「生主やるのが好きなら、それなりに、楽しい かも しれない」。
MMDコミュでやるなら、場所をお借りする立場としてコミュ主さんに放送権限を申請し、枠がとれる状態になり、NLE等が使える状態になった時点で「はいはい、俺がやるよー」と、誰もが名乗り出ることができる立ち位置です。
枠を取るにあたって掲示板で念のために予告をしたければしたり、他に放送枠を使いたい人がいないか確認をしたり、といった当たり前のことさえきちんとしていれば、極当たり前に可能なことです。
ついでに、MMDコミュで「やらなければいけないものでも『ありません』」。
自分は、受け皿として席数が多い(=コミュレベルが高い)MMDコミュで幸運にも場所をお借りできる形となり、そこでずっとやっているだけでありまして。
どこのコミュで、誰がやっても良いのだそうです、中継。ここ重要。
特別なものでも何でもありませぬ。ここも重要。
……というまあ、それだけの何か。
閉会式の中継生も、前々回あたりから「必要ないのではないか」という言がちらほら出ていることは承知しております。
じゃあ、何でやっているのか、といえば。
動画を皆と一緒に楽しむためにコメントを考え、視聴者同士が激突しないように気をつけ、緊張で冷や汗をかき時に胃が痛くなるような瞬間もあり……とまぁ何かこう書くとマゾいな(汗)
単に、一人でも多くの人が席に座れたら楽しいはずだし、一人で見るより皆で閉会放送を見たい、その方が自分や誰かがきっと楽しいだろう、多分! という、ただそれだけであります。
(自分が楽しいついでに誰かが楽しいと嬉しい、というのは自分のスタンスですので、そこはご容赦を)
皆で何かを見るのは楽しい。わいわい言い合いながら、同じものを見て時間を共有するのは楽しい。
苦労があろうと、些細なことで視聴者同士の喧嘩が勃発しかけようともリク生主をやっていたのも、そんな理由であります。色々あって、現在長らく席を離れておりますがorz
まぁ、そんなわけで。
以上、適度に聞き流して頂ければと思いつつ、筆を置くのであります。
次の杯は、半年先。
自分がその頃どうなっているかなど、確約はありません。
また中継放送があるのかどうか、できるのかどうか、もしも無名の生主が席を離れる場合、代わりのどなたか、あるいは後継が現れるかどうかも定かではありませぬが。
ご縁がありましたら、また中継の席なり、どこかなりでお会いしましょう。
無名でした。
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