私の餃子好きは、昔たまたま見ていたNHKのドラマから始まります。
そのドラマに登場する家族には、次々と困難が襲いかかります。一難去って、また一難という感じ。その度に家族で大量の餃子を作り、みんなでお腹いっぱい餃子を食べ、困難を吹き飛ばし、再び元気に生きてゆく…。そんなお話でした。
誰がでていたのか、どんなストーリーだったのかは全く覚えていませんが、その、家族でテーブルを囲み勢いよく餃子を食べていくシーンだけは鮮明に覚えています。そのシーンを見て「餃子を食べると元気になる!!」と、勝手に頭の中にすり込まれてしまった気がします。
それ以来、なんとなく「元気をだしたい!!」という時は、餃子を作ってお腹いっぱい食べるようになりました。
【作り方】
①野菜としいたけをみじん切りしてボールに入れます。そこに、豚ひき肉、すりおろししょうが、すりおろしにんにく、胡麻油、しょうゆ、鶏がらスープの素も加えて、よく混ぜます。
②餃子の皮で、餡を包みます。
③フライパンに油を薄く敷き、きれいに餃子を並べてから、火をつけ、中火にして、4分焼きます。途中、おいしそうな焼き目がついたら、水を入れ蓋をします。水が、ほぼ蒸発したら弱火にします。
④いったん蓋をあけて、餃子に油を少したらし、また蓋をして2分焼きます。
⑤今度は、蓋をあけて、さらに1分焼き、余計な水分がとんだら完成。
【使った材料(約30個分)】
・豚ひき肉(100g)
・白菜(8分の1個)
・ニラ(2分の1束)
・玉ねぎ(1個)
・しいたけ(中6個)
・すりおろししょうが(小さじ1)
・すりおろしにんにく(小さじ1)
・胡麻油(大さじ1)
・しょうゆ(大さじ1)
・鶏がらスープの素(大さじ1)
・サラダ油(適量)
・水(2分の1カップ)
味見と言いながら、焼き立てをいつも4個くらい食べてしまいます。
ポイントは、玉ねぎを多めに入れることでより甘さを増し、肉を少なめにして代わりにしいたけをたっぷり入れることで、よりヘルシー&うま味を存分に感じられるようにしているところです。
焼き方のポイントは、水を入れて蒸す前に、しっかり焼き目をつけてしまうこと。そのほうが、きれいな焼き目のついた餃子に仕上げることができます。
始めの1個は、タレなしで…。餃子そのものの甘さ、うま味が感じられます。
あとは、いつも通り酢・しょうゆ・ラー油のタレにつけていただきます。