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背信のハイウェイ 韓国バス火災、逃げた運転手は12回の逮捕・摘発歴 「第2のセウォル号」と嘆く声…
「セウォル号」とは、2014年4月に沈没し304人の死者・行方不明者を出した韓国の旅客船。この事故では船員らが乗客の修学旅行生らに「船内にとどまれ」と放送しながら、船長を含む船員らは船外へ脱出。乗客を置き去りにして韓国海洋警察のボートにいち早く救助されていた。
驚きの事実はまだ続く。朝鮮日報(電子版)によると、運転手は火災発生後、「消火器を使おうとしたが安全装置のピンが抜けず、消火器で窓を割った」と供述。火を消すための消火器をきちんと扱えないばかりか、鈍器としてしか使用しなかったのだ。
中央日報(電子版)は、後に脱出して一命を取り留めた乗客の「運転手は自分が脱出した後も救護活動を行わず、道路に座っていた」との証言を掲載した。
さらに韓国民を震撼(しんかん)させたのは、この運転手の“経歴”だった。朝鮮日報(電子版)は15日、社説で運転手が飲酒・無免許など道路交通法違反9件、交通事故3件の摘発・逮捕歴があることを紹介。「交通法規違反を繰り返し、事故を誘発する運転習慣を持つ人物だ」としたうえで、「このような人物に大勢の人命を預ける大型バスの運転を任せたということ自体、言語道断だ」と批判した。
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