音楽配信サービスの「Spotify」が日本でもサービスを開始した。
ただし、Spotifyを利用するためにはメールアドレスを登録して、招待コードが届くのを待つ必要がある(2016年10月18日時点)。
私は10月12日に招待コードが届いたので、登録してSpotifyを試してみることにした。
デザインは黒を基調としていてかっこいい
パソコンでは、アプリケーションをインストールした上で利用する。
Apple MusicやGoogle Play Musicとは対照的に、黒をベースにしたシンプルなデザインでかっこいい。
パソコンを使う人の中には、目への負担を考えて背景を黒くする人もいるから、これはありがたいかも。
パソコンでは無料でも曲を直接選んで聴ける(制限あり)
無料プランの場合、パソコン・タブレット・プレイステーションでは、30日につき15時間まで、曲を直接選んで聴ける。
15時間が経過した以降は、シャッフルプレイ(アルバムやプレイリストの曲順指定が不可)のみできる。
また、画面下部には常時バナー広告が出てくる。
パソコンの場合は、ながら作業になるからあまり気にしないかも。
スマートフォンではシャッフルプレイしかできない
一方、スマートフォンのアプリでは、無料プランではシャッフルプレイしかできない。
この機能制限を、「気にしていなかった曲にめぐり会えるチャンス」と捉えるか、「金払うから好きな曲を自由なように聴かせてほしい」と捉えるか。
また、数曲流れるごとに音声広告が流れる。
一部のYouTubeのCMみたいに、スキップすることはできない。
ただ、広告は曲の前後の流れを壊すほどでもなく、別に平気かと思えた。
ビデオを観るとしばらく広告を止めてくれる場合もある訳だし、「無料だったら」と割り切れるならいいと思う。
曲に合わせて歌詞を表示してくれる機能もある
音楽と同期して今歌っている歌詞を出す、カラオケのようなシステムで歌詞を表示することもできる。
この同期が非対応の曲もあるので、その場合は「全画面表示」ボタンをタップすると歌詞を表示できる。
無料でも十分楽しめるSpotifyはライトユーザーに最適
2016年の日本では、すでに音楽配信サービスは乱立状態にある。
他サービスで月額料金を払っている割には、使いこなせていない人もいると思う。
また、毎月料金を払うことに抵抗を覚えて、使っていない人もいるかもしれない。
その場合、無料で聴けるSpotifyの存在はかなり大きい。
無料ならちょっとしたラジオ感覚で使ってみようかな、と気軽に手を出せるからだ。
あと、音楽配信サービスでは、聴く曲を自分で選ぶのが面倒な時がある。
結局好みで曲を選ぶから、似たような曲ばかり選んでしまうことも。
たくさん曲が聴けるはずなのに、結局知ってるのはごくごく一部って、かなりもったいない。
その点、シャッフルプレイしかできないことは、ある意味色んな曲を聴ける可能性が広がる、と考えると、無料プランも悪くない。
有料プランは7日間試してみることができるので、使い比べてみてからどうするかを判断するのもあり。
(クレジットカードを登録すればお試し期間を30日間に伸ばせる)
私もしばらく使ってみて、色々聴いてみようと思う。