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【伊丹バラバラ遺体】
中国籍の男の自宅マンションから血液反応 事件との関連捜査 兵庫県警
兵庫県伊丹市の猪名川河川敷で成人男性の切断された遺体が見つかった死体遺棄事件で、殺害に関わったと知人男性に伝えた中国籍の20代の男が住んでいたマンション室内から血液反応が検出されたことが20日、捜査関係者への取材で分かった。兵庫県警伊丹署捜査本部は血液型やDNA型を鑑定し、事件と関連があるか捜査している。
捜査関係者によると、男は事件発覚後に中国へ帰国するまで、大阪市阿倍野区のマンションに知人男性と居住していた。捜査本部は18日以降、男のマンションの家宅捜索と現場検証を実施。室内に事件の痕跡がないかを調べていた。男は中国の公安当局に出頭し、身柄を確保されて事情聴取を受けているとみられる。
男性の遺体は10~11日に頭、胴体など6つに切断された状態で発見された。司法解剖の結果から、血液型はO型と判明している。