犯罪防止で全国の警察官100人が沖縄県警に出向へ
沖縄のアメリカ軍の軍属が女性を殺害したなどとして逮捕、起訴された事件を受けた政府の犯罪防止対策の一環として、全国の警察から100人の警察官が沖縄県警察本部に出向し、早ければ来年1月から県内の警察署などに配置されることになりました。
沖縄のアメリカ軍の軍属の男が会社員の女性を殺害したなどとして逮捕、起訴された事件を受けて政府はことし6月、沖縄県内での犯罪防止対策をまとめ、その一環として警察官の100人規模の増員を掲げました。
これについて沖縄県警察本部は25日、来月の県議会で警察官の定員を定めた条例が改正されれば、全国の警察から100人の警察官が県警察本部に出向し、早ければ来年1月からアメリカ軍基地や繁華街を管轄する県内の警察署などに配置されることを明らかにしました。
また、沖縄県警察本部は今後数年間、新卒の採用者を増やし、出向者の数を段階的に減らしていくとしています。
沖縄県外からの警察官の派遣をめぐっては、アメリカ軍北部訓練場のヘリコプター発着場の建設に抗議していた人に対し、警備の応援で来ていた大阪府警の機動隊員が差別的な発言をした問題を受けて反発の声も上がっています。
沖縄県警察本部の中島寛警務部長は「沖縄の歴史や背景を、出向する警察官に徹底して教育することで理解を求めたい」と話しています。
これについて沖縄県警察本部は25日、来月の県議会で警察官の定員を定めた条例が改正されれば、全国の警察から100人の警察官が県警察本部に出向し、早ければ来年1月からアメリカ軍基地や繁華街を管轄する県内の警察署などに配置されることを明らかにしました。
また、沖縄県警察本部は今後数年間、新卒の採用者を増やし、出向者の数を段階的に減らしていくとしています。
沖縄県外からの警察官の派遣をめぐっては、アメリカ軍北部訓練場のヘリコプター発着場の建設に抗議していた人に対し、警備の応援で来ていた大阪府警の機動隊員が差別的な発言をした問題を受けて反発の声も上がっています。
沖縄県警察本部の中島寛警務部長は「沖縄の歴史や背景を、出向する警察官に徹底して教育することで理解を求めたい」と話しています。