年齢が出るなぁ、こういうのは。
小学生のころはまだ「ラノベ」と言うものはなかった。
児童小説、ジュブナイル小説だったように思う。
どの辺の世代までこの記事が通じるのか……。
※以下、一部順不同
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スタン・ハンセン
角川スニーカー文庫がなく、ハヤカワの緑の背表紙のパンパイアハンターDを読んだ記憶が薄っすらある。
意識して初めて買った文庫本は多分D。
学校になぜかプロレススーパースター列伝が置いてあり、当時は素直だったもんだから
「スタン・ハンセンはタイヤに向かって腕を打ち付けてウエスタンラリアートを発明したのか?!」
などと信じていたこともあった、いやはや懐かしい
当時好きだった女の子が図書館に置いてあった江戸川乱歩作品を読んでいたので自分も読んでみた、というのは内緒。
ここでミステリ好きの素養が育つ。
定番「ズッコケ三人組」も読んでる。
スニーカー、富士見
そしてパソコンを買ってもらう。
8801から9801。
ここでログインとコンプティークを購読し始める。
特にゲーム系が強かったコンプティークは袋とじを始めて、そっち系の印象が強くなっていたが個人的にはロードス島戦記のリプレイにハマって購読していた。
この時点でエロゲーにハマらなかった体験は大きいかもしれない。
角川スニーカー文庫、富士見ファンタジア文庫が登場。
リプレイから小説になったロードス島戦記、スレイヤーズ。
聖クルセイダースにルナヴァルガー、中村うさぎのゴクドーくん。
夢枕獏にも手を出す定番コース。
ハヤカワのキマイラ、トクマの闇狩り師。幻獣変化。
多分、このへんで火浦功にもハマる。
あるものは全て買い集め、みのりちゃんシリーズもニワトリはいつも裸足も、戦う天気予報も、未来放浪ガルディーンも。
ガルディーンはキャラクターソング集もレコードで買った。
未だに歌える、この曲……。
「ダロス」や「うる星」「パトレイバー」で押井守に興味を持つのはこの辺ですかね。
あとゲームブックもはまった。
「火吹山の魔法使い」や「バルサスの要塞」を読んで雑誌ウォーロックも。
ほんと懐かしい……。
カイルロッド
富士見ファンタジア文庫の冴木忍にどハマり。
いい作品多いんですよねー。
特に「卵王子カイルロッドの苦難」はかなりの名作(イラストはファム&イーリーの田中久仁彦)
素晴らしい。
電子書籍化してないのね……。
ハヤカワ文庫「青の騎士 ベルゼルガ物語」は「絶叫の騎士」まで読む。
「聖刻1092」も結構読んでたんすけどねー。
蓬莱学園なんかも結構読んでた。
ネットがないもんだから郵便で行動を送る郵便ネットゲームなんて方式でしたっけね。
青心社
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「道士リジィオ 虹色の封印」は未だにあるんですよね。
文庫よりサイズが小さい12cmの角川mini文庫ってやつ。
あれすぐに消えましたっけね……。
神坂一もロストユニバース、日帰りクエスト、闇の運命を背負う者までは読んでる。
神代創のヴェルナディックサーガを読むころはムアコックを既に読んでいた。
菊地秀行からハヤカワの流れでクリスティ辺りから海外作品を読んでムアコックとかラヴクラフトに手を伸ばしたらしい(その辺、記憶が薄いが
つか、ヴェルナディックサーガ、表紙画像すらない……。
マンガはと言うとよしもとよしともや藤原カムイ、諸星大二郎なんか読んでいて、実に小憎たらしいサブカル児童。
澁澤龍彦を読んで雑学に傾倒してみたりするようなやつ。
この頃は月に60冊は読んでいたのでもうジャンルはぐちゃぐちゃ。
星新一からミステリ、SFまでフィクションを手広く。
ノベルス
この辺で中学高学年~高校生か。
ノベルに手を出す。
きっかけは菊地秀行。
秋せつら「魔界都市ブルース」のNONノベル。
菊地秀行のノベルス作品は少々大人向け。
秋せつらvs浪蘭幻十「魔王伝」は繰り返し読んでる。
毎月出る菊地作品を毎月買う荒行。
川尻善昭「妖獣都市」「魔界都市新宿」も当然観てる。
「OEDO808」も観て小説も読んだ……が、メディアミックスの失敗を見るとは思わんかった。
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ちなみに菊地+夢枕=奥瀬サキ「低俗霊狩り」も当然のごとく。
まさか2016年まで完結しないとは……。
奥瀬センセのHPにある掲示板に書き込んだこともありましたっけね(懐
そしてミステリへ
夢枕獏「サイコダイバー」や田中芳樹の「銀河英雄伝説」辺りですっかりラノベから新書サイズにスライド。
講談社が新本格ミステリを講談社ノベルスから販売しはじめ、ラノベからミステリへと移動していく。
転がった死体の謎を推理するジャンルの小説を主に読み始める。
クリスティ、ドイルなどミステリ黄金時代作品からハメット、ロスマクなどハードボイルドも。
多分、ラノベと呼ばれそうなもので読んでいたのはブギーポップくらいか。
買うものが富士見ファンタジアからハヤカワミステリに変わってた。
最近で言えば、蓬莱学園の新城カズマが書いた「15x24」は読みましたが(新城カズマは今でも読むけど寡作なのでね……)。
東京創元の「シャーロック・ホームズのライバルたち」シリーズを読み漁り。
特に「思考機械の事件簿」「隅の老人の事件簿」は出色。
グインサーガを読み始めたのは遅い。
多分、60巻とか70巻とかで挫折した。
「天狼星」を中学生の頃に読んでグインを読むまでかなり間が空いてんですね―。
そのままミステリ沼にハマり続け。
現在に至る。
同じ世代くらいしかしっくり来ないのかもしれませんねー。
……こんなもんで。