今回はSEOに強いWordPressテーマの紹介です。
WordPressというのは無料のブログサービスとは違い、一から自分だけのブログを作ったり、配布されたテンプレートをインストールしてHTML(PHP)からカスタマイズできたりと、非常に自由度の高いサービスです。
また、はてなブログやアメブロなどのブログサービスのように、管理画面から簡単に記事作成ができます。しかも管理画面や記事編集ページでさえもカスタマイズすることができるのです。
WordPressのインストール自体は無料でできますが、公開するにはレンタルサーバーなどを自分で借りて用意する必要があります。レンタルサーバーは安い所であれば月々数百円で借りられます。
ブログだけではなく、頻繁に更新されるサイトはほとんどWordPressで作られていると言っても過言ではありません。
そんなWordPressですが、多くのブログ運営者に使用されており、豊富なテンプレートテーマが制作・配布されています。
今回は、SEOに強いと言われているWordPressテーマを無料と有料の二つに分けて紹介していこうと思います。
ブログ運営者にとってSEO対策は必須かと思いますので、気になる人は一度目を通しておいてください。
目次
SEOに強い無料のWordPressテーマ
まずはSEOに強い無料のテーマを紹介していきます。
無料テーマの特徴は、そのシンプルさです。多くの無料テーマはデフォルトがシンプルなデザインになっているので、自分の思い通りにカスタマイズするのに向いています。
STINGER PLUS+
有名ブログ「 ENJILOG(エンジログ)」の著者が手掛けたテンプレートです。とても根強い人気のテーマです。
無料WordPressテーマ「STINGER」 ~ SEOに強いブログ作成テンプレート
Simplicity
寝ログ のわいひらさんが制作したテンプレートテーマです。
Simplicity | 内部SEO施策済みのシンプルな無料Wordpressテーマ
Xeory Base
バズ部が手掛けているWordPressのテンプレートです。
https://xeory.jp/template/xeory-base/
Xeory Extension
こちらも同じく、バズ部が手掛けているテーマです。
https://xeory.jp/template/xeory-extension/
マテリアル
ブログ用WordPressテーマ マテリアルの特徴 | ブログ用WordPressテーマ マテリアル
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SEOに強い有料のWordPressテーマ
お次は有料のテーマです。有料のテーマは既に綺麗にデザイン済みのものがほとんどなので、自力でカスタマイズができない初心者にはピッタリです。
価格は安いとは言えませんが、長くブログを続けていくのであれば有料にするのもアリだと思います。特にカスタマイズが苦手な人向けです。
ハミングバード
OPENCAGEが制作しているテーマです。
アルバトロス
こちらも同じく、OPENCAGEが制作しているテーマです。
ストーク
ブログマーケッターJUNICHIとOPENCAGEが共同開発したWordPressテーマ。最近ちらほら見かけますね。
Liquid
初心者から上級者まで使いやすいWordPressテーマです。いくつか種類があり、コーポレート用・個人用など幅広いユーザー向けのテーマが用意されています。
affinger
Stingerと同じく、ENJILOG(エンジログ)の著者が手掛けているテーマで、こちらは有料版です。
アフィリエイトならAFFINGER(アフィンガー) - ブログやサイトが作れる人気テンプレート
このように、様々なSEOに最適化されたテンプレートテーマがたくさんあります。自分でCSSをいじってカスタマイズできる人は無料で大丈夫だと思います。
逆に、CSSが分からないという方には有料テーマがオススメです。
SEOに強いテーマの特徴
これらのテンプレートテーマがSEOに強いと言われるのは「基本的なことができている」からです。
HTML5には、headerやfooter、article、sectionなどのタグがあり、それらが適切にマークアップされている必要があります。
また、パンくずリストなどには構造化データマークアップ(shema.orgなど)が記述されているのが好ましいですね。
レスポンシブはもはや当たり前。スマートフォンでも綺麗に表示されます。今の時代、スマホが主流ですからね。
これらの基本がしっかりとできているのが、SEOに強いと評されるテーマの共通点なのです。
また、管理画面だけでSEO対策やアクセス解析に必要なタグが設定できるのも特徴です。
その他にも、シェアボタンはデフォルトでついており、OGPも設定されています。
HTMLの基本がしっかりできていて、サイト運営者の痒い所にも手が届くのがこれらのテーマです。
最後に注意点
こんなことを言ったら元も子もないのですが、SEOの基本は記事の内容です。外見やHTMLの構造がちゃんとしていても、記事が微妙では全く無意味です。
SEOに最適化されているからと言って簡単に上位表示されるという訳ではないですからね。
しかし、少しでもSEOで不利にならないためにも、SEO対策済みのテーマを使っておいた方が良いでしょう。なんだかんだSEOは細かいことの積み重ねでもありますからね。
近々、WEB制作者向けに今回紹介したテーマ(無料)のHTML構造を分析した記事もアップする予定なので、お楽しみに。
他にもこんな記事書いてます。こっちはWEB制作者ではなく、執筆者向けの記事です。
HTML、CSS入門!