先日電通に関する記事を書かせて頂いたのですが、訪問者の反応などを見ていて、あらためて「仕事」「働き方」という事柄に対する大きな関心が寄せられている事を感じました
記事を書いた後も「電通」について少し気になっていたのでウォッチしていたのですが
10月25日現在こんな情報も入って来ました
夜22時に消灯したのはどうやら朝5時開始へのフラグだった様です
過労死残業で一斉消灯したとかぬかしつつ
— 明鏡大佐 (@meikyousisui_22) 2016年10月24日
朝五時には明かりつきまくりな電通様 pic.twitter.com/m6InysvOp9
@meikyousisui_22 気づいてはいけない事実に気づいてしまいました。13時の時点でリツイートが2万を越えています。この場合、ほぼ必ずと言っていいほど、マスコミから「この写真使わせてください」とリプが届くはずなのですが...
— ソラロイド@10/30大阪遠征 (@soraroid2000) 2016年10月25日
マスコミが電通に逆らえない証拠です。
ツイッターをやっている方なら見掛けた事あると思うんですが
リツイートがかなりの量付いてトレンドに載ると多くの場合、テレビ局や新聞がこのツイートを番組で使ってもいいですか?とコメントを残して行くのですがこの件ではまったく触れられていない様子
なんか色々やばいですね、人が亡くなっているのに変わらない企業の体質と、電通と少なからぬ関係のあるテレビ局ではこの情報が流されない事実、ブラック企業の闇は深いです
残業や仕事に対する精神的な苦痛を感じても続けるべきなのか
今回の電通の過労死問題に社会の目が向けられる事で、よりいっそう多くの人が会社での「長時間労働」であったり、「パワハラ」だったりそういった事に関心が持たれる様になったのではないでしょうか
これまでは「仕事を辞める事は悪」で社会的な周りの目が、社会のレールを外れた人にはこれまでの様な良い待遇で次の仕事を見つける事は出来ない、であったり
会社の皆は出来ているのにお前が出来ないのはおかしい、こういった強者目線での考え方が蔓延していたのではないかと思います
そんな中でも仕事を無理して辛い環境で続けるくらいなら「NO!」と言うべきだった、精神的に追いつめられる状況にあるのなら逃げる事も大事ではなかったのか、こういった考え方が生まれたのは、強者(社会的な成功者)の考え方が正解という風潮があった社会に風穴を開ける様な出来事だったのではないかと思っています
これまで目を向けられなかった、会社の中で立ち場の弱かった弱者の視点に目を向けると言う事は実は本来の仕事のあり方に目を向ける事だとも思っています
仕事バリバリ大好きな方であれば恐らく働く事で結果は社会的な評価は付いてくるでしょう
その結果役職が上がり社会的には勝ち組だと言えるのかもしれません
これらの人の価値観は下記の様な感じかなと思います
仕事=生き方、仕事>プライベートな時間
ですが仕事に苦手意識を持っている方の視点で考えると
仕事がきついのは必要以上に残業やプレッシャーをかけられる事、そもそも仕事に苦手意識がある方は仕事よりも私生活を充実させたい人が多いのではないでしょうか
私生活>仕事、プライベートな時間>仕事
その為仕事で必要以上に時間を拘束される事に対して私生活の時間を奪われたり、自分らしい本来の生き方を歪められてしまう事に抵抗があるのでは?と思う部分があるのです
本来の仕事の在り方って私生活を豊かにする為に仕事でその糧を得る、これが本来のあるべき姿なんでは無いでしょうか?
美味しいものを食べたり、穏やかに暮らしたい、だからこそお金を得る為の仕事をしなくちゃ、これが仕事で残業残業、なんかお腹に入れとかなくちゃいけないからコンビニのおにぎりでもPC画面見ながら食べとくか、住む所も「寝れればなんでもいい」
こういった意識の変化って携わる仕事によっては大いにある訳ですが、仕事のプレッシャーや残業が嫌だなと思う弱者の考え方って本来の人間の考え方に則しているのではないかと個人的には思うのです
定時の仕事+副業という選択肢
最近よく思うんですが、ホワイト企業って「給料」+「定時」などの「お金」+「時間」が揃っている企業として認識されていますが
給料は並か少なめでも「定時」もしくは「許容出来る範囲の残業時間」で帰る事が出来る企業を自分の仕事場として選んで、空いた時間で副業を育てていくって方向に今後の会社員の働き方のトレンドが振れていってもいいのではと思っています
副業には色々な種類がありますが内容を選んでいけば恐らく企業での昇給の割合よりも高い比率で収益源を育てる事も可能ではないかと思います
実際にそれで食っていけちゃいそうな人もいますしね
今後社会の目が変わってくる事で生き方もより生きやすいものになれば良いなと思うのですが、それはひとりひとりの小さな声が重なって、ブラック企業がこれまでの在り方では立ち行かなくなるそういった時に起こって行く事なのかもしれませんね