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 米アップルは25日、「アップルペイ」による支払いサービスを日本で始め、新型スマートフォン「iPhone7」シリーズなどを読み取り機にかざせば買い物ができるようにした。クレジットカード情報を登録すれば、カードを持ち歩かずに済む安全性も売りだ。同社幹部は「物理的な財布をなくす」と意気込む。

 この日朝、取材に応じた同社アップルペイ担当バイスプレジデントのジェニファー・ベイリー氏は「通勤通学、買い物がよりシンプルに、安全になる」と強調した。日本での導入が世界で12番目と遅れた理由について、「日本には独自な決済インフラがあり、追加での対応が必要だった」と説明。日本の電子マネー決済で主に使われる通信規格への対応などに時間がかかったことを理由に挙げた。

 アップルペイは安全対策が売りだ。同氏は「iPhoneなどを紛失したら利用を停止でき、端末に保管される個人情報も遠隔消去できる」と強調。クレジットカード番号を携帯端末やアップルのサーバーに保管することも、加盟店に通知することもないという。

 この日、クレジットカード会社…

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