押上のスカイツリーに行く用事があり、久しぶりにソラマチに出かけてきた。
スカイツリー自体はもはや観光地であり、若干今更感もある。
ただ、観光地独特のワイワイした感じは嫌いではない。
ウロウロしているとハロウィンが近いからか、至る所でカボチャやコウモリの装飾が施されている。
日本には無い習慣だったけどここ10年くらいで一気に一大イベントになってきたと思う。
色々な業界的には、月に1度は何かしらかのイベントがあった方がプロモーションがしやすいし、消費も伸びるのだろうと邪推してしまう。
500円で似顔絵書きます
それはそれとして、クリスマスやハロウィンが近づくと、ツイッターやブログのアイコンが季節のイベント仕様になっている人を見かける。
実際に街に出てコスプレをするまでの情熱は無いが、せめてアイコンでくらい楽しみたい気持ちは解る。
ただ、アイコンも大切なブログの一部なので頻繁に大きく変えると誰が誰かわからなくなってしまう。
そう考えるとたかが、アイコンとは言え視覚情報の偉大さを改めて実感する。
なのでアイコンを変えるまではいかなくても、せめて1記事の中に留めてハロウィンのコスプレを楽しんでみたい。
◆【過去記事】
観光地には似顔絵を描いている人が良くいる。
上野や浅草の通り沿いにも、芸能人の似顔絵を展示して「こんな感じで描けますよ」とPRしている。
ハロウィンだからなのか、ソラマチの一角にも似顔絵を書くブースがあり画家と言うか絵師の方が待機されている。
普段は似顔絵とか 一切 あまり興味は持たないのだけど、展示されている仕上がりに非常に惹かれた。
昔懐かしい絵柄でなんというかとってもノスタルジックな気分になる。
80年代~90年代くらいを彷彿とさせる絵のテイストである。
さらに金額も500円と、描いて貰うのが申し訳無い様な値段設定なのが心強い。
最近はなにかと500円でイラストを描いて頂く機会が多い。
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似顔絵はオーソドックスなサイン色紙にマジックで線を書き、マーカーで色を塗っていく。
初めて似顔絵を書いて貰う訳だけど、絵師の人と目を合わせて座っているのは緊張してくる。
別に何をするわけでもないけど、あの緊張感はなんだろうか。
2~3分で下書きが終わり、マーカーで色を入れて行く作業に移るのだけど”不特定多数の似顔絵を大量に仕上げる”仕事だからかマーカーの色選びに迷いが無い。
手早く色を入れて行き、微妙な陰影をマーカーの濃度の違いで表現しつつ、ハイライトの部分は色を入れない事で表現する。
似顔絵と言いつつ、顔だけじゃなくてバストアップの絵いなるのでちょっと服も描いて貰えた。
やっぱり服の微妙な色の違いも表現されており、本当に凄いと思う。
当日の服はエントリーにも書いた七部袖のGジャンとニット帽だが、まさかイラストに起こされる機会があるとは思わなかった。
◆【過去記事】
男性ミニマリストの2016年秋服のコーディネート - No think!
似顔絵完成!
とってもラブリーな仕上がりである!
絵柄もさることながら、マーカーで着色した際の微妙な塗りムラがより一層ほのぼの感が出ている。
ハロウィン仕様に描いて貰えて、非常に気に入っている。
(似ているかどうかは多分本人が判断する所では無いと思う、多くは語るまい)
ちなみに当日の服装は少し前に書いた秋服のエントリーの服である。
◆【過去記事】
男性ミニマリストの2016年秋服のコーディネート - No think!
もりけん先生
帰ってから結局、絵師の方は誰だったのか気になって調べてみると本当に凄い人だった。
もりけん(1965年9月22日 - )は、日本の漫画家、イラストレーター。愛知県名古屋市出身。東京デザイナー学院名古屋校(現・名古屋デザイナー学院)卒。
愛知県江南市のサン電子にてファミコンゲーム「かんしゃく玉投げカン太郎の東海道五十三次」「デッドゾーン」「マドゥーラの翼」「メルヘンヴェール」「リップルアイランド」のキャラクターデザインやパッケージイラストを手がける。
少し前にチップチューンのエントリーを書いたけど、ファミコンやゲームボーイ等の90年代のゲームが全般的に好きである。
はたして、ファミコンのパッケージを描いていた方に似顔絵を描いて貰える人って何人居るだろうか。
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ドット絵で似顔絵を描いて貰おうかなと思った事はあるけど、まさかパッケージを描いていた方に描いて貰えるとは思わなかった。
何と言うか別に狙って似顔絵を描いて貰った訳では無いが非常に著名な方に描いて頂く事が出来た。
家宝にしたい。
今日はちょっと短めですがそんな感じです。
それでは、また。
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ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります
ニューヨーク、ブルックリンの一角にあるアパートに40年間住む夫婦。
エレベーターも無く、古くなっているので売る事にし、内覧会を行う。
しかし、そこで過ごした様々な思い出が頭をよぎり、最後に2人が出した結論とは……?
生きて行く上で、本当に大切な物はなにか考えさせられる映画。
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