10月25日 12時42分
ことし4月、愛知県知立市で24歳の中学校教諭が車でオートバイの男性をはねてけがをさせ、そのまま走り去ったとして罰金の略式命令を受けました。
教育委員会は、25日付けでこの教諭を停職6か月の懲戒処分にしました。
処分を受けたのは知立市立知立南中学校の24歳の男性教諭です。
愛知県教育委員会によりますと、男性教諭は、ことし4月、車で出勤する途中、知立市内の交差点でオートバイと衝突し、30代の男性が軽いけがをしました。
教諭はその場から走り去り、警察にも自分がはねたことは伝えなかったということです。
警察のその後の調べで、教諭の関与が分かり、ひき逃げなどの疑いで書類送検され、裁判所から罰金70万円の略式命令を受けました。
教諭は教育委員会の聞き取りに対して、「道路に車を止めると通行の邪魔になると思い、その場から走り去った。自分が加害者だと言いだせなかった」と話しているということで、教育委員会は25日付けで停職6か月の懲戒処分にしました。
愛知県教育委員会教職員課の横井英行課長は「県民の信頼を損ない深くおわびする。不祥事の根絶に向けて意識を高めていきたい」と話しました。
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