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飛騨でコウゾの切り出し

10月25日 12時42分

飛騨でコウゾの切り出し

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鎌倉時代から続くとされる伝統の「山中和紙」の産地、岐阜県飛騨市で原料となるコウゾの切り出し作業が始まりました。
富山県との境の山あいにある飛騨市河合町は、約800年前の鎌倉時代から続くとされる「山中和紙」の産地で、いまも2軒が昔ながらの製法で和紙を作り続けています。
このうち、柏木一枝さんの畑では、25日から原料となるコウゾの木を切り出す作業が、始まりました。
コウゾは畑にある株から春に芽を出し、直径約1センチ、高さ1メートルほどまで育ったもので、柏木さんはせんてい用のはさみで根元の近くから切るとそろえて束にしていきました。
柏木さんは「ことしは暑い日と雨が続いて、コウゾがよく育ちました。いい和紙が作れそうです」と話していました。
切り出したコウゾは軒下で乾燥させたあと、11月下旬から大きな釜で蒸して皮を剥ぎ和紙にする作業に取りかかるということです。

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