外壁塗装・外壁リフォームの費用相場一覧!予算付き事例も50万円未満から大量紹介
外壁・外壁塗装リフォームの費用相場をご紹介しています。窓枠部分の繋ぎ目の補修などの小規模なものから、外壁の塗り替え、重ね張りや張り替えといった大規模な工事まで、実際のリフォーム事例より外壁リフォーム料金の相場がわかります。事前に確認して適正価格でリフォームをしましょう。
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外壁塗装の中心となる価格帯
こちらでは、リショップナビのリフォーム事例を元に、外壁リフォームにかかる費用相場を確認できます。
(※2015年6月時点集計データ)
外壁塗装・外壁リフォームの中心になる価格帯は50万円〜150万円の間です。
外壁と窓枠の間やサイディングの隙間をうめるような小規模な工事(コーキング)であれば30万円以内で工事が可能です。
外壁リフォームの大部分を占める塗り直しであれば、外壁の面積にもよりますが、おおよそ100万円前後、重ね張りや張り替えなどで外壁を新調する場合は、使用する外壁材、壁の面積に応じて100万円以上かかることがあります。
特に張り替えの場合は、下地から工事をやり直す必要があるため、130万円以上は予算を見ておきましょう。
外壁塗装・外壁リフォームのポイント
外壁塗装・外壁リフォームは、工事の方法・使用する素材(塗料・外壁材)によってかかる費用が変わります。
外壁材は主なものはモルタル・窯業系サイディング・金属系サイディング・樹脂系サイディング・タイルの5種類です。
モルタルは5〜8年で塗り替えをする必要があり、15〜20年で全面補修を検討した方がいいでしょう。
サイディングの場合は、窯業系・金属系ともにシーリングの点検が3〜5年ごとに必要になります。
色あせが気になり始めたら塗り直しを検討しましょう。こちらも同様に15〜20年が全面補修のタイミングです。
塗料の特徴・費用
| 塗料名 | 耐久年数 | 特徴 | こんな方におすすめ | 価格(坪) |
|---|---|---|---|---|
| アクリル | 5〜8年 | 汚れやすく耐久性が低い。最近ではあまり使用されない。 | とにかく安く済ませたい、まめに塗り替えても良い | 約12,000円 |
| ウレタン | 7〜10年 | 柔らかく、塗装の剥がれや細部に向いている。耐久性は高くない。 | あまり費用をかけたくない、外壁が複雑な形状 | 約15,000円 |
| シリコン | 12〜15年 | 価格と耐久性のバランスが良く、人気が最も高い。汚れにくいのが魅力 | 費用対効果が良い塗料を選びたい | 約16,000円 |
| ラジカル | 14〜16年 | 2015年発売の最新塗料。耐久性に優れ価格もシリコン水準なので、今後人気が高まる。 | ある程度費用をかけて耐久性を確保したい | 約17,000円 |
| フッ素 | 15〜20年 | 耐久性が高く汚れに強いが、価格が高く一般住宅にはそこまで普及していない。 | お金をかけてもとにかく長持ちさせたい | 約22,000円 |
| 遮熱 | 18〜20年 | 断熱・遮熱性能があり、室内の温度を下げる効果もある。 | 光熱費を安くしたい、今後長く同じ家に住む | 約24,000円 |
| 光触媒 | 20〜25年 | 太陽の光で汚れを浮かせる、汚れがつきにくい。費用が高く一般的ではない。 | 環境に優しい塗料が使いたい | 約27,000円 |
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長期的に見たトータルコストを重視する
リフォームをする際には、ついその時の工事費用ばかりを見てしまいますが、外壁リフォームでは、その時かかる費用だけでなく将来のメンテナンス費も考慮に入れて選択しましょう。
例えば、初めての外壁塗装から30年間現在の家に住み続けるとします。メンテナンス周期が10年前後のウレタンやシリコン塗料で塗装した場合には、合計で3回の外壁工事が必要になります。
一方で、最初の塗装で15〜20年ほどの耐久性の高い塗料で外壁工事をしておけば、合計で2回の外壁工事で済みます。
前者の場合は、1回90万円、合計で270万円が外壁リフォームに必要なトータルコストですが、後者の場合には、1回110万円、トータルコストは220万円となり、約50万円お得です。
さらに、断熱性能のある塗料を利用すれば、冷暖房の光熱費を削減できるメリットもあります。
このように、外壁塗装をする際には、同じ家にあと何年住むのか、そこから逆算をして塗料や工法を選びましょう。
ここからは、価格帯別に、一般的な外壁リフォームの工事にかかるおおよその金額を見ていきましょう。
なお、この金額には、塗料などの材料費、工事に必要な足場代、工事費用・諸経費を含みます。
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50万円未満でできる外壁リフォーム
外壁工事の中でも、外壁の一部修繕や、コーキングの打ち直しであれば、対象面積にもよりますが、30万円未満程度で工事が可能です。
また、安価な塗料やサイディング材を使用すれば、家全体の塗り直しができる場合もあります。
事例1
サイディングのつなぎ目補修工事
| 材料費 | シーリング | 工事費用に含む |
|---|---|---|
| 工事費用 | つなぎ目補修工事 | 14万円 |
| 総額 | 14万円 |
事例2
クラック一部補修
| 材料費 | 外壁塗料 | 工事費用に含む |
|---|---|---|
| 工事費用 | クラック一部補修 | 10万円 |
| 総額 | 10万円 |
50万円までの外壁リフォームの事例
50万円〜100万円でできる外壁リフォーム
使用する塗料や外壁の施工面積によっては、全面塗替えの場合でも100万円以内で収まる場合が多いです。
一般的な塗料は1400〜4000円の間で(工事費含む)、アクリル塗料、ウレタン塗料、シリコン塗料、フッ素塗料の順番で価格が高くなります。
さらに断熱塗料や、汚れが落ちやすい光触媒塗料やナノテク塗料を使用する場合は、100万円以上の予算を見ておきましょう。
事例3
アクリル塗料での塗り替え
| 材料費 | アクリル塗料 | 工事費用に含む |
|---|---|---|
| 工事費用 | 外壁塗装工事 | 38万円 |
| 工事費用 | 足場設置・養生 | 13万円 |
| 総額 | 51万円 |
事例4
シリコン塗料での外壁塗り直し
| 材料費 | シリコン塗料 | 工事費用に含む |
|---|---|---|
| 工事費用 | 外壁塗装工事 | 54万円 |
| 工事費用 | 足場設置・養生 | 13万円 |
| 総額 | 67万円 |
50万円〜100万円までの外壁リフォーム事例
100万円〜150万円でできる外壁リフォーム
フッ素塗料や断熱塗料を使用した場合の塗り直しは、塗料単価が高いので100万円を超える場合が多いです。
事例5
フッ素塗料で外壁塗り替え
| 材料費 | フッ素塗料 | 工事費用に含む |
|---|---|---|
| 工事費用 | フッ素塗装工事 | 90万円 |
| 工事費用 | 足場設置・養生 | 15万円 |
| 総額 | 105万円 |
100万円〜150万円までの外壁リフォーム事例
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150万円以上でできる外壁リフォーム
既存の外壁の上から新しい外壁をはる重ね張りや、張り替えを行う際には150万円を超える場合が多いので、予算を多く見ておきましょう。また、使用するサイディングが金属系か窯業系かによっても値段が異なります。
事例6
モルタル外壁にサイディングを重ね張り
| 材料費 | サイディング・下地材 | 55万円 |
|---|---|---|
| 工事費用 | 下地・サイディング施工工事 | 120万円 |
| 総額 | 175万円 |
事例7
モルタルからサイディングへの張り替え工事
| 材料費 | サイディング・下地材 | 65万円 |
|---|---|---|
| 工事費用 | 下地・サイディング施工工事 | 170万円 |
| 総額 | 235万円 |
150万円以上の外壁リフォーム事例
外壁塗装の色を決める際の注意点
最後に外壁塗装でよくある失敗をご紹介します。
最も多い失敗としては、「仕上がりがイメージしていた色と違った」というものが多いです。
このような失敗をしないためにおさえておきたいポイントは2つ。
色の面積効果を認識しておくこと・色見本やシミュレーションのようにはならないということを覚えておきましょう。
>> 外壁塗装の色選び失敗しないポイントはこちら
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