自衛隊の南スーダンPKO派遣 来年3月末まで延長
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政府は、24日の閣議で、南スーダンで国連のPKO=平和維持活動に当たっている自衛隊について、来年3月末まで派遣期間を延長することを決めました。今後、現地の治安状況などを見極めたうえで、来月にも「駆け付け警護」などの新たな任務の付与を最終的に判断する方針です。
激しい内戦の末、スーダンから分離独立した南スーダンでは、5年前から国連のPKOが活動しており、陸上自衛隊も道路整備に当たる施設部隊などを派遣していますが、ことし7月の戦闘の再燃を受けて、現在は首都ジュバにある国連の施設内で活動しています。
これに関連して、政府は25日の閣議でPKOの任務を円滑に進めるため、自衛隊の活動の継続を求める声が強いことなどから、今月末までとなっている派遣期間を来年3月末まで5か月間延長することを決めました。
稲田防衛大臣は閣議のあと記者団に対し「南スーダンの治安が悪化しているのは事実だが、現時点でジュバ市内は比較的安定している。『PKO参加5原則』は維持され、隊員が安全を確保しながら有意義な活動ができる状況にある」と述べました。
これを受けて政府は、来月交代で派遣される部隊に、安全保障関連法に基づく「駆け付け警護」などの新たな任務を付与する方向で検討しており、現地の治安状況や部隊の訓練の習熟度などを見極めたうえで、来月にも最終的に判断する方針です。
これに関連して、政府は25日の閣議でPKOの任務を円滑に進めるため、自衛隊の活動の継続を求める声が強いことなどから、今月末までとなっている派遣期間を来年3月末まで5か月間延長することを決めました。
稲田防衛大臣は閣議のあと記者団に対し「南スーダンの治安が悪化しているのは事実だが、現時点でジュバ市内は比較的安定している。『PKO参加5原則』は維持され、隊員が安全を確保しながら有意義な活動ができる状況にある」と述べました。
これを受けて政府は、来月交代で派遣される部隊に、安全保障関連法に基づく「駆け付け警護」などの新たな任務を付与する方向で検討しており、現地の治安状況や部隊の訓練の習熟度などを見極めたうえで、来月にも最終的に判断する方針です。