事務所を通じ、胸中を明かした佐久間良子【拡大】
平幹二朗さんの元妻で女優、佐久間良子は24日、個人事務所を通じ「遠くから静かに、ご冥福をお祈りします」と胸中を明かした。佐久間はこの日、次作の舞台の打ち合わせのため、地方に滞在。平さんの急死は前日の23日夜、長男の平岳大から聞かされ、葬儀など今後については岳大とその双子の妹(42)に任せるという。
平さんと佐久間はテレビ朝日系ドラマ「お吟さま」(1968年)の共演をきっかけに70年に結婚後、74年に双子をもうけたが、84年に離婚。
岳大のデビュー作である2002年の舞台「鹿鳴館」で元夫と共演。その後は疎遠だったが、事務所によると平さんの急死に相当ショックを受けているようだ。
2人は84年5月に離婚会見をした際、「仕事と家庭の両立ができなかった」と説明。報道陣から平さんの“男性問題”や佐久間の愛人問題を指摘され、複雑な愛憎劇をうかがわせたが、2人はかばい合うように否定。互いを尊敬する気持ちは変わらなかったようだ。