プロ野球の「沢村賞」に広島のジョンソン投手を選出し発表する堀内恒夫委員長(中央)ら選考委員会。左は村田兆治委員=東京都内のホテル【拡大】
沢村賞の選考委員会の堀内恒夫委員長は24日、選考基準について「見直す必要がある」と話し、来季から改定する方針を明らかにした。
堀内委員長は「完投数、投球回はクリアできる投手がいない」とし、基準7項目のうち10完投、200投球回を緩和する可能性を示した。またクオリティースタート(6回以上を投げて自責点3以下)数を判断材料に加える私案も口にした。「私がたたき台をつくって(周囲の)話を聞きながら、意見を集約していく」と話した。