中川竜児、中島嘉克、楢崎貴司
2016年10月25日05時52分
大阪府岸和田市での集団暴走を阻止しようと、府警が幹線道路の封鎖に踏み切る。毎年、11月3日に発生する「イレブンスリー暴走」。例年3日午前0時ごろから始まるため、来月2日夜~3日未明、国道26号の車道約2キロを閉ざす。状況に応じて区間を変え、約11・8キロまで延ばす方針。警察官も昨年の4倍の約800人を配置する。
警察庁によると、集団暴走対策で幹線道路を完全封鎖するのは全国でも異例。
今回は大阪市から和歌山市へ南北に走る国道26号のうち、岸和田市内の車道約2キロが対象だ。2日午後10時~3日午前5時ごろ、中井町3丁目~西之内町の両側6車線をすべて閉ざす。国土交通省大阪国道事務所によると、夜7時~朝7時の半日の交通量が2万台を超える「大動脈」という。
「イレブンスリー」とは何か。…
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朝日新聞社会部