大川洋輔、伊東和貴
2016年10月25日05時04分
インターネット販売で合鍵を作り、女性宅に侵入したとして男が逮捕された。鍵の番号やメーカー名をもとに、実物なしに複製していたという。同じような被害に遭う恐れはだれにもあるのか。
事件が起きたのは、松山市の住宅街に立つマンションの一室だった。9月10日午後9時20分ごろ、一人暮らしの女子大学生(20)が帰宅すると、閉めたはずの玄関ドアの錠が開いていた。
女性と鉢合わせになった男は逃走。愛媛県警松山東署に約1時間後に愛媛大学医学部付属病院の契約職員の男(44)が自首し、住居侵入の疑いで逮捕された。「合鍵を使って侵入した。私生活を見たかった」と供述したという。
女性は合鍵を作ったり、他の人に渡したりした覚えはないという。なぜ男は侵入できたのか。
松山東署によると、男は事件前…
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朝日新聞社会部