こんばんわ、はるです。
皆さんはもう聞きましたか?
BUMPOFCHICKENの新曲『アンサー』!
新曲『アンサー』
アニメ3月のライオンの主題歌になっており、9月にはラジオで初オンエアだったようです。※CDはまだ発売されていません。
歌詞も繊細で3月のライオンの世界観ともぴったりだと思います。
心臓が動いていることの 吸って吐いてが続くことの
心がずっと熱いことの確かな理由
雲の向こうの銀河のように どっかでなくした切符のように
埋もれる前の歴史のように 君が持っているから
生きる理由は君だ的な歌詞がロマンチックで素敵!
昔と比べると
でも、昔ほどの新曲のありがたみ、というか嬉しさがないんですよね…
私は天体観測でBUMPにハマり、中高生の時は新曲が発表されたらスケジュール帳に書いて楽しみにし、ライブにも毎回参戦して、「ブラウン管の前で評価されたくない」とBUMPが言えば、うんうん、その通りだ、TVの前じゃBUMPの良さはわからないと思ったし、藤君が「客の二酸化炭素が俺らの酸素なんだ」と言えばキャーと歓声をあげました。
ですが、『R.I.P(2009)』が発売された頃からだんだん熱は冷めシングルCDの購入はやめ、アルバムだけ買うようになり、新曲が発表されても聞いたり聞かなかったり、という風になってしまいました。
そして熱は冷めきり
いつしかこう思うようになりました。
「BUMPも変わったな、昔の曲の方が良かった。」
ネットでも昔の方が良かった、とかKが最高傑作とかいう記事はよく目にすると思います。私もそう思いました。
確かに『ray』も『宇宙飛行士への手紙』も綺麗な曲だけどアルエを歌っていたBUMPの方が好きだし、君と僕との生き方関係について言われても正直仕事が忙しくてそれどころじゃない。
BUMPからひとり立ちして生きていく
上記のように20歳くらいからずっと「BUMPも変わったな」と思いながら過ごしていたのですが、27歳になって、最近仕事も少し落ち着いて、通勤時間に過去のBUMPのアルバムを聴き始めて気づいたことがあります。
ああこれBUMPはなにも変わってないや。
BUMPは何も変わっていないのに、私達が大人になってBUMPの楽曲に支えられなくても生きていけるようになったんだ。
BUMPの曲はほとんど一人じゃ生きられないということや見えてるものがすべてじゃないというようなことを歌っていますが、
確かに、10代の時はそんな風に言ってくれる歌が必要でした。
親や学校の先生とうまく言えないことや、友達、彼氏とうまくいかないことがたくさんあって、そんなときにBUMPの曲を聴くとBUMはこの辛い気持ちをわかってくれるんだ…という気持ちになりました。
20代になってからは友達は自分で選んだ人とだけ仲良くすれば良いし、学校の先生なんて関係なく進学や就職の事は自分で決めればいいし、さすがにこの年になると親との関係も良好です。
そして周りの環境が整っていくにつれ、落ち込んだ気持ちを励まして、一緒に頑張ろうと言ってくれるBUMPの曲は生活に必要なくなり、通常のテンションをさらに高くしてくれるリップスライムとかを聞き始め、そういう人が声をそろえて「BUMPは昔の曲の方が良かった」と言い出すんだと思います。
だからBUMPは支持され続ける
言うなれば上記の現象はBUMPからの「卒業」ですよね。
卒業していく人も多い中で、それでもBUMPが支持され続けるのは、そのBUMPに支えられたい新しい若い年齢層がどんどん増えていくからだと思います。
だからファンが減ることなく人気で居続ける。
残念ながら私精神状態もある程度安定してしまってBUMPから卒業してしまいましたが、仲の良いあのメンバーは大好きだし、キラキラした新曲もこれからも聞き続けます。
そしてBUMPにはずっと10代の青春を過ごす男女の精神を支え続けてほしいなと思いました。
私の青春時代を支えたオススメ曲3選
すいません、まだ語り足りないので落ち込んだ時に聞いてほしいオススメ曲3選を発表して終わりにします。
第3位 Title ofe mine
孤独を望んだフリをしていた
手のぬくもりはちゃんと知っていた
その手に触れて いつか離れるときが来るのが怖かった
人に触れていたいと 唄っていいかい
BUMPの超情緒不安定曲。作った本人である藤君ですら情緒不安定になり、この曲を嫌いになってレコーディングにてこずったという話があるほど。
当時の私はその逸話も含めて好きでした。
眠れない夜や、考えごとがまとまらないときにオススメの1曲です。
テンション高いときに聞くと、正直なにも耳に入ってこないので注意。
第2位 ベンチとコーヒー
「恰好つけて 強がって」繰り返してる俺です
覗いてみれば全然ダメでほんとにまいるなぁ
いつもの顔でコーヒーを飲んでいるおまえです
いつもの顔で全然ダメな俺の隣にいます
こんな歌を明日お前に渡せますように
冷たいコーヒーが温めてくれた
藤君がその日に起こったことをそのまま歌詞にし、ベースの直井さんに送った曲です。
曲の最初から最後まで何も起こりませんが、その日常感が良い。
曲中の自問自答がすごい。こんなことを考えながら、ゆっくり1日をお過ごすのもいいかもと思える1曲。
第1位 プレゼント
世界に誰もいない気がした夜があって
自分がいない気分に浸った朝があって
目は閉じてるほうが楽夢だけ見ればいい
口も閉じればあきれる嘘は聞かずに済む
そうやって作った頑丈な扉
この世で一番硬い壁で囲んだ部屋
ところが孤独を望んだ筈の両耳が待つのは
この世で一番やわらかいノックの音
この曲はTHE LIVING DEADというアルバムのオープニングとエンディングという曲がくっついて1曲になった曲ですが4年越しの伏線回収に当時のファンは涙したと思います。それをふまえてこのツンデレな歌詞が大好きです。人としゃべりすぎで疲れたときにおすすめです。
まとめ
以上、大好きなBUMPOFCHICKENについて、今思うこと、でした!
今日は惜しくも上記選考から外れた、embraceやスノースマイルを聞きながら眠ります。おやすみなさい。
はる