アマトリーチェ=山尾有紀恵
2016年10月24日23時24分
8月24日に起きたイタリア中部地震から2カ月。大きな被害を受けたアマトリーチェのセルジョ・ピロッツィ町長に、現状や今後の課題などを聞いた。
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地震は、断層に沿った形で被害があった。歴史的な建物に手を入れるには許可が必要で、外観を変えるわけにはいかない。(前回の大地震が起きてから)400年間、地震は何度もあったが、こんなことが起きたのは初めてだ。
地震から2カ月がたち、皆住む所が見つかり、テントは撤去された。10月24日から、住宅建設のプロジェクトが始まる。約430軒をイースター(来年4月中旬)までに建てる。家をどうやって分配するかが課題だ。
人々が集まって話ができるよう…
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朝日新聞国際報道部