こんにちは。ricoです。もう10月も後半に入りますね。秋も深まり紅葉の季節ですよ。朝晩はすっかり寒くなってきましたね。皆さん、風邪などひいてませんか?今日は聞いてほしいことがありましてね。
くだらないっちゃ、くだらないんですけどもね。果物で何が好き?って話になってですね。イチゴかなぁ~と年下女子。桃かなぁ~と同僚。メロンよねぇ~と先輩。そして、私は
「柿!!」
え?なんで、なんで?みんな凍りついてるよ。あ、ぷぷって笑った。なんで?柿、美味しいよね?好きな果物ナンバーワンにあげたら、ぷぷ、なわけ?ちょっと、これどういうこと?
「柿ですか?柿はないでしょ、柿、うちの婆ちゃんが好きですよ、お年寄りの食べ物ですね」って誰が決めたの?なんなの、それ。「え?今、柿って言ったの?マジで?柿が1番好きなの?果物の世界はもっと広いのに」って、知ってますよ、果物の世界。けどね、そんな広い果物の世界で猿とカニが奪い合った、あの柿です。猿もカニも大好きな柿ですよ。
「柿ってさ、ケーキにもジュースにもならないよね、結果、役立たず」ってなんてこと言うのさ。確かに柿ジュースは見たことないよ。でもね、私、一度だけ有楽町のカフェで柿のタルトを食べたことあるもん。あるんだもん。でもね、スイーツとしては扱いにくいヤツなのかねぇ。タルト地に剥いた柿が乗っかってた。そんだけだった。ゼリーで包まれてるとか、焼いてあるとか、カスタードクリームがけとか、そんなんじゃなかった。タルトという名の小皿に生々しい柿がポンポン乗ってた。
でもさ、役立たずはないよね。そもそも、結果ってなによ。渋柿なんてさ、見事に並んで干された姿を見ると、なんともいえない愛おしい気持ちでいっぱいになるわけよ。田舎にいくと、干されてるでしょ。あの、新聞紙をくくる紐でね、芸術だよね。秋の芸術、一等賞だよね。
なんて話してたら、「そもそも柿なんてさ、日本語しか聞かないよね」とか、とどめの一発を食らったね。あ、そういえばそうだわ。たじたじ。イチゴはストロベリーでしょ。桃はピーチね、メロンはまんまだし。で、柿はなんなのさ。って知らね~よ。そしたら、すぐに誰かがスマホで調べるわけ。「えっと~、なんて読むのか、わかんないです、これ」
persimmon
だから知らないって。パーシモン?
でね、職場の人がさ、「田舎に柿の木があって、沢山送ってきたんだけど、誰も食べないのよ~、誰か好きな人、いるぅ?」って大声で柿が山盛りに入った紙袋を持ち上げながらアナウンスしてて。
一斉に皆が私を見るっていう。さっき、その袋から3個チョイスして、夜中にむしゃむしゃ食べて、これ書いてるとこ。
お付き合いくださり、ありがとうございました。
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