アロハ。コーヒーです。
先週のお話ではありますが、映画を観てきましたので感想を書きたいと思います。小説「何者」を読んですっかり気に入ったので映画「何者」が発表された時は興奮してずっと公開を楽しみにしていました。先週の10月15日(土)に公開され、その日にわれわれ夫婦は映画館にいました。公開初日に観るというスピード鑑賞で、ブログの感想記事は1週間以上遅れです。笑
※ネタバレもあるので映画観ようと思ってる方はこの先は読まないほうが良いかもしれません。
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映画「何者」とは
楽しみで観たい!!!という記事を過去に書いていました。
第148回直木賞を受賞した朝井リョウ氏の「何者」を読んだため、超楽しみにしている映画です。2016年10月15日(土)公開予定です。就活生5人のストーリーです。
理香の部屋を「就活対策本部」として設置。それぞの就活の進捗にズレが生じてくる。喜ぶ人間と、焦る人間。その中でも友情、恋愛、嫉妬など複雑な感情をそれぞれが抱き、人間関係にも影響がでてくる。自分の価値とは?就活とともに青春が終わり、人生が始まる。そして一体、自分は何者なのか。
過去記事はこちら:
ムービートレーラー:
実際に映画を観て
それぞの就活生5人のキャラクターが個性がよく映像でも表現できていて非常に好きでした。特にいい演出だなと思ったシーンが最後に主人公の誰にも教えていないTwitterの裏アカウントが理香にバレた後のシーンです。小説を読んでてもゾクッとしたあの裏アカウントが理香にバレるシーンがこの作品の山場。そして過去の皮肉なつぶやきを振り返るシーンが映画での演出の僕的に好きなシーンでした。
主人公の学生時代にハマっていた演劇風に今までのシーンを回想しながらその時のつぶやきを主人公が紹介していく。まるで伏線を回収するかのように。そしてその"客観的で分析力があり、そして皮肉でおもしろい"全てのつぶやきを披露し終えたら、主人公が舞台を見ている観客から歓声と拍手を浴びるというこれまた皮肉なシーンで演出されている。映画製作側の"皮肉"な演出に思わず「おぉ!」と思ってしまいました。
Twitterアカウントのメールアドレス検索
主人公の裏アカウントでは周囲の人様子を冷静な目で観察し、皮肉なニュアンスでコメントをつぶやいているものだから、知人にバレてしまうなどあってはなりません。しかしバレてしまいました。理香はどのように裏アカウントを見つけたか主人公に告げます。
小説でも映画でも理香が名刺を作って、会社員の人と名刺交換をしているシーンがあります。その目的は自分の名前を覚えてもらうにとどまらず、相手の名刺を取得してそのメールアドレスを検索しTwitterのアカウントを特定し、リアルな会社の様子や仕事ぶりを除くことでした。
主人公の裏アカウントを特定したのは主人公のメールアドレスをアカウント検索にかけたから特定できたのだ、と理香は主人公に伝えました。
・・・
な、なんと。
そんな機能あったのか。←
小説を読んだ時そう思いました。その時はツイッターアカウント持ってなかったので良かったですが、ブログ用にTwitterアカウント作る時には非常に気をつけました。ありがとうございました。「何者」を書いた朝井リョウさんに大変感謝しているところです。
メールアドレスでTwitterアカウントを特定されたくない場合はこちらの記事を参考にすると良いですよ。
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