世界各地に住む日系人が集い課題話し合う
世界各地に住む日系人が日本に集い、現地で直面している課題などについて話し合う大会が24日、都内で開かれ、日本のことを直接知る世代が年々少なくなる中、次の世代に日本の文化や言葉を受け継いでいくことの重要性が指摘されました。
世界各地に住む日系人を支援する「海外日系人協会」が都内で開いた大会には、19か国からおよそ200人の日系人が参加しました。
この中で、日本の文化などを研究しているアメリカの南カリフォルニア大学のダンカン・ウィリアムズ准教授が講演し、「アメリカでは中国系や韓国系の住民が増え、日系人社会の衰退も指摘されているが、日系人がアメリカ社会に溶け込むのにしたがって、社会で活躍できる機会も増えていっている」と述べました。
一方、ブラジルの日系人団体の代表の女性は、日本のことを直接知る1世や2世が少なくなる中、次の世代に日本の文化や言葉を受け継いでいくことがますます重要になっているとして、日本の政府や社会からの支援を求めました。
海外日系人協会によりますと、おととしの推計でおよそ350万人の日系人が世界各地で暮らしているということです。
日系3世のブラジルの男性は「自分のルーツや日本の文化を理解する機会になりました。ここで学んだことをブラジルに住む日系の友人たちと共有したい」と話していました。
この中で、日本の文化などを研究しているアメリカの南カリフォルニア大学のダンカン・ウィリアムズ准教授が講演し、「アメリカでは中国系や韓国系の住民が増え、日系人社会の衰退も指摘されているが、日系人がアメリカ社会に溶け込むのにしたがって、社会で活躍できる機会も増えていっている」と述べました。
一方、ブラジルの日系人団体の代表の女性は、日本のことを直接知る1世や2世が少なくなる中、次の世代に日本の文化や言葉を受け継いでいくことがますます重要になっているとして、日本の政府や社会からの支援を求めました。
海外日系人協会によりますと、おととしの推計でおよそ350万人の日系人が世界各地で暮らしているということです。
日系3世のブラジルの男性は「自分のルーツや日本の文化を理解する機会になりました。ここで学んだことをブラジルに住む日系の友人たちと共有したい」と話していました。