公演情報
文化庁委託事業 平成28年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業
日本の演劇人を育てるプロジェクト 新進演劇人育成公演 俳優部門
音楽劇『メカニズム作戦』

音楽劇『メカニズム作戦』



【作】宮本研
【演出】流山児祥
【出演】
<育成対象者>
木場允視(文学座)、関谷春子(クリオネ)、大浦千佳(長谷川事務所)
武田智弘、山下直哉、五島三四郎、佐原由美(以上、流山児★事務所)

井村タカオ(オペラシアターこんにゃく座)、白井圭太(温泉ドラゴン)、浅倉洋介、神在ひろみ
関根麻帆(激嬢ユニットバス)、上田和弘、山丸りな、廣田裕美、森諒介(以上、流山児★事務所)

演奏/鈴木光介(時々自動)

【日程】
2017年1月13日(金)〜29日(日)

【会場】Space早稲田

【チケット】
全席自由・入場整理番号つき
前売券 3,500円
当日券 3,800円
U25・学生割引 3,000円
高校生以下 1,000円
11月25日(金)より前売開始

公演詳細はこちら
☆☆ワークショップ参加者募集
Space早稲田演劇フェスティバル2016特別企画『大人のための流山児祥演劇ワークショップ&発表公演』

【募集人員】20名(40歳以上、経験不問)
【日程】
11/28(月)〜12/1(木)18:00〜22:00
12/2(金)〜4(日)13:00〜21:00
最終日12/4(日)18:00より発表公演
【講師】流山児祥
【テキスト】寺山修司・岸田國士作品を予定
【参加費】25,000円

【応募方法】郵送かメールで流山児★事務所に以下をお知らせください。
(1)名前 (2)性別 (3)年齢 (4)住所 (5)電話番号 (6)メールアドレス(ない方は結構です)
【応募期間】10/1(土)〜 定員になり次第〆切

【お問合せ・お申込み】
〒162-0045
東京都新宿区馬場下町60 まんしょん早稲田307
TEL:03-5272-1785(平日13〜17時)
mail@ryuzanji.com
Ryu's Club21サポートメンバー 2016年度 会員募集
1.会員割引(前売の20%OFF)でお求めいただけます。
2.最優先でお席を確保いたします。
3.主催公演のパンフレットにお名前を掲載させていただきます。
4.不定期ですが、劇団員の客演情報をお知らせします。
5.交流会を開催します。
会員のコースは3種類あります。
特別会員15,000円(各公演1回ご招待つき)
一般会員3,000円
シニア会員2,000円(資格は65歳以上)


【2016年度 公演スケジュール】
『代代孫孫 2016』
6/15〜21 ザ・スズナリ
作:パク・グニョン 演出:シライケイタ

『OKINAWA 1972』
9/15〜10/2 Space早稲田
作・演出:詩森ろば

『Space早稲田演劇フェスティバル特別企画』
10月 Space早稲田

『メカニズム作戦』
2017/1/13〜29 Space早稲田
作:宮本研 演出:流山児祥

『だいこん』戌井版ゴドーを待ちながら
2017/3/15〜22 ザ・スズナリ
作:戌井昭人 演出:流山児祥
*日程、作品名の変更をすることがあります。ご了承ください。

【お問合せ・お申込み】
流山児★事務所
TEL.03-5272-1785(平日13〜17時)
Eメール:mail@ryuzanji.com
流山児★事務所
2016年度新人募集
情熱溢れる新人を募集します。

【募集人員】
若干名 (俳優・スタッフ・制作) 18歳以上35歳未満。国籍不問。心身ともに健康な男女

【第一次審査:書類選考】
以下を流山児★事務所まで郵送してください。
(1)履歴書(連絡のつく電話番号とメールアドレスを記載のこと)
(2)写真1点(バストアップ)
(3)作文「自分自身の広告」(800字以上)
(4)作文「流山児★事務所に入団してやりたいこと」(800字以上)

【第二次審査:実技・面接】
書類選考通過者のみ、連絡いたします。
※実技審査料3,000円は当日持参のこと。
※スタッフ・制作は面接のみ(無料)です。

【入団後の活動】
流山児★事務所の活動に準じていただきます。
優秀な新人は劇団公演、海外公演などに参加できます。

【入団後の費用】
(1)入団金:50,000円
(2)研修費+稽古場維持費:月額10,000円(月納)
※入団1年後には稽古場維持費:月額5,000円のみとなります。

【お問合せ・応募先】
流山児★事務所 新人募集係
〒162-0045 東京都新宿区馬場下町60 まんしょん早稲田307
TEL:03-5272-1785 FAX:03-3205-9170 E-MAIL:mail@ryuzanji.com
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様々なる「劇評」その2[OKINAWA1972]
実に素敵な「劇評」です。

渡辺修(俳優・演出:けさらんぱさらん商会)

 流山児事務所のOKINAWA1972@Space早稲田初日へ。

 沖縄返還の年1972年。沖縄返還をめぐる佐藤栄作と若泉敬による秘密交渉と、返還に伴い沖縄進出を狙う本土のやくざ組織に対抗するために70年に結成された沖縄連合旭琉会の内部分裂の物語を往還させながら、芝居は進行する。

 沖縄のやくざの話というと、僕などは深作欣二監督の『博徒外人部隊』中島貞夫監督の『沖縄やくざ戦争』を思い出す。特に、『沖縄やくざ戦争』はこの芝居で描かれていることと同じ事実に基づいている。
芝居でも『ミンタミー』や『スター』と呼ばれた新城喜史・又吉世喜 も主要人物として登場しているし、旭琉会から離脱した上原組の組員が内ゲバのリンチで性器を潰されたエピソードも出てきて、返還に伴う利権に群がって進出してくる本土の勢力に対抗するべく結成された沖縄やくざ結束が、色々な思惑から四部五裂していく様を通して、「沖縄」が、本土(ヤマトンチュー)の政治的、経済的侵略によってバラバラに分断され犯されていくさまを描いている。

 狭いSPACE早稲田の劇場スペースをフル活用して、ある時は佐藤と特使(若泉)との密談の場であったり、争いの元となるクラブになったりと目まぐるしい場面転換もスピーディーに処理し、熱い魂のこもった芝居が展開する。出演者すべてが水を得た魚のように、疾走し暴れまわる。それぞれの役者たちが、与えられたキャラクターを丁寧に、生き生きと自信をもって演じて、1時間50分があっという間。男芝居だが、女性たちの物語も夫々印象深く話に深みを与えている。

 因みに、脚本家の笠原和夫さんも、その昔旭琉会理事の新城喜史の生涯をモデルにした『沖縄進撃作戦』を執筆したが、彼は新城の敵役として宜保俊夫をモデルにした任侠右翼を登場させている。

 宜保俊夫は、2005年に死去するが、東声会町井久之と関係が深く、琉球映画貿易の社長を長くやり、沖縄における東映系の映画の配給元だった。『博徒外人部隊』は返還前の沖縄に長期ロケを敢行していて、琉球映画貿易も撮影協力している。返還前の沖縄に自分たちが伸し上がっていった終戦直後の混沌を求めて進出を目論む負け組やくざの話が『博徒外人部隊』だった。

 またベトナム戦争の出撃基地化していた当時の沖縄では、反米・反基地闘争が激化しており、宜保はこうした動きに対抗するため、児玉誉士夫の指示で町井と縁組を行い、東声会沖縄支部を設立した。町井が66年9月に、東声会を解散させ、東亜友愛事業組合を結成すると、宜保も同組合の沖縄支部長となった。離脱した上原組組長は東亜友愛事業組合を通じて、本土の組織と結びつこうと画策するなどしている。

 笠原さんはその著書で、宜保の背後に、沖縄の反共基地化を目指す、元首相の岸信介や韓国大統領の朴正熙らの存在があったと語っている。『沖縄進撃作戦』は、東映会長の岡田茂と宜保の反対とによって映画化は見送られた。

 76年、笠原さんのシナリオを改編して『沖縄やくざ戦争』が制作された。いろんな事を、思い起こさせられた久しぶりのワクワク芝居だった。
2016-09-17 17:48 この記事だけ表示