初めて、一夜を明かします。ゆいは小百合のことを大切にしたいと心から思います。
お話、かなり長くなっちゃいました。あのシーンばかりでゴメンナサイ。
次回、最終話です。
お風呂からなかなか出てこないゆいを、心配そうに待つ小百合。
何度も洗面所の方を見ては「大丈夫かな?」と独り言を言っている。
出てこないゆいを心配してるとも知らず、さっぱりした顔をして出てきたゆい。
「ゆい、長かったね。のぼせてない?」
「うん、大丈夫だよ。心配してくれたの?ありがと♪」
「ゆい、髪、乾かしてあげる。ここに座って」
初めてゆいの髪に触れる小百合は、ドキドキが止まらない。
「ゆいの髪は柔らかいね。黒髪がとても似合ってる」
「そう?言われたことないからなぁ~」
「言われてることに気づかないだけじゃない?」
「そんなことないよ」
「私は好きだよ・・・その髪型も・・・」
髪型なのに『好きだよ』と言われると、照れてしまうゆい。
「小百合に言われると嬉しい。ありがと♡」
「は~い、もう良いかな~よし!OK!」
「ありがとう♪」
ソファーから立とうとしたゆいに小百合は
「ゆい、そのままでいてくれる?」
「ん?」
小百合は、着けていたネックレスを外し、後ろからゆいの首にかけた。
「ゆい、私はゆいから大切な指輪をくれた。だからゆいに私のネックレスあげる」
ゆいは振り返り
「え?いいの?これ、ティファニーのダブルハートだよね?大切な物じゃないの?」
「うん、いつか大好きな人とデートするために買ったの。それが今日叶ったから・・・ゆいに。
ゆいも、もしかしたら、願いが叶うかも」
ゆいに掛けられたネックレスは、小百合の温もりがほんの少しだけ残っていた。
ゆいは、それがたまらなく嬉しかった。
「小百合、ありがとう。大切にするね♪」
「うん!」
「小百合、あのね・・・それでね」
ゆいは、引き出しから水色の小さな袋を出した。
「実はね、私も同じのを持ってたんだ。だから、私のネックレス・・・小百合にあげる」
ゆいは小百合に、持っていたダブルハートを首にかけた。
「ゆい、ありがとう♪お揃いだね。ゆいはこれどうしたの?」
「初めてのお給料で買ったの。可愛かったから」
「ゆいこそ、そんな大切なもの、いいの?」
「うん。小百合だから。お揃いだなぁ~って」
「嬉しいな❤」
「ゆい、ありがとう♪」
時計はもう11時。
二人は、小さなベッドに並んで、天井を見上げる。
「小百合、そろそろ、寝よっか」
「うん・・・」
「電気消すね。おやすみ❤」
「ゆい、おやすみのキスして」
「うん・・・」
「ありがとう♪」
『・・・・・』
「ゆい、ギュってしていい?・・・」
「うん・・・」
ゆいは、小百合に触れたい気持ちを抑えるのに必死だった。
小百合は、抱かれた肩にゆいの手が震えているのをすぐに感じ、ゆいの手に触れた。
「ゆい、震えてるの?」
「だって・・・」
ゆいは、小百合の体に傷をつけるのが怖くて次の一歩がどうしても出なかった。
「ゆい、どうして私がお泊りがしたいって言ったか分かる?こうしたかったからだよ」
「え?」
「私、初めての人はゆいが良いって決めてたの。ゆいにあげたかったの。だから・・・今日」
「いいの?私が小百合の初めてでいいの?」
「ゆいがいいの!ゆいじゃなきゃイヤなの!」
小百合の潤んだ瞳を見たゆいは
「ありがとう、小百合・・・大好きだよ」
ゆいは小百合に優しくキスをしながら、パジャマのボタンをゆっくりと外した。
小百合の言ったとおり、下にはなにも着ていなかった。
『小百合、本気だったんだ・・・』
小百合の白くて柔らかい肌をゆいの唇が優しくなぞっていく。
「ゆい、私の全て、ゆいにあげる。私をゆいの色に染めて・・・」
「うん・・・」
二人のキスの音が、二人の体を熱くさせていく。
舌が絡まるキスは、お互いの吐息が気持ちを欲情させ・・・。
ゆいは小百合の唇についた唾液を吸い取ってはまた舌を絡める。
「ゆい、ゆいもパジャマ・・・私が脱がしてあげる・・・」
小百合は、ゆいのパジャマのボタンをゆっくりと外していった。
「ゆいは、キャミ着てたの?そう・・・」
「だって、さっきまで小百合に触れないって決めてたから」
小百合は、ゆいのキャミソールをたくし上げ、スルっと脱がした。
露わになった、ゆいの胸。
「ゆい?触れていい?」
「うん・・・」
ゆいは小百合の手を自分の胸に当てた。
初めて触れる胸に小百合は
「柔らかいね。温かい」
ゆいは思わず小百合の肌を抱き寄せたが緊張のあまり、それ以上前に進めなかった。
「ゆい・・・?」
「小百合、ホントにいいの?」
「じゃ、止める?もし止めたら、私、他の男の人としちゃうかも」
「やだ!絶対にイヤだ。それだけは・・・絶対に」
「ゆい、ウソ。そんなわけないじゃん」
「もう~小百合のいじわる!」
ゆいは小百合の匂いを感じながら首筋に吸い付くようなキスをし、小百合のちいさな胸に手を添える。
やがて、その先端をゆいの指がいたずらをすると
「ゆい❤くすぐったいよぉ」
くすぐったいと言っていた小百合は、ゆいの仕草で少しずつ感じ始めていた。
ゆいの唇は
瞳から唇・・・頬・・・耳・・・肩・・・胸・・・腰をなぞり・・・太もも・・・そして。
ゆいの唇が下に降りてきた時、小百合は小さな吐息を漏らした。
ゆいは濡れたふくらみを探し唇を這わせる。
一瞬、身悶える小百合。
「小百合、愛してる。小百合の全部を知りたい。小百合の全部が欲しい」
「うん・・・ゆいに・・・あげる」
小百合の息遣いが荒くなっていく。
ゆいは小百合の手をゆっくりと絡めて、耳に「愛してる」と囁きながら舌で耳をなぞり、甘噛みをすると小百合は体をよじらせた。
ゆいの手が小百合の腰から膝を立てた足先に触れる。
そして、その手が少しずつ上に上がっていく。
ゆいは、指で小百合の濡れた先に触れ、なぞってみる。
「あっ・・・はぁ~・・・ゆいっ・・・」
次に進むには充分なくらいだった。
「小百合、いい?」
小百合は何も言わずうなずいた。
ゆいはゆっくり優しく小百合の中に入っていった。
ゆっくり動かしては、小百合の息遣いと重なる。
ゆいは優しくキスをしながら、少しずつ早めていく。
小百合の腕はずっとゆいを抱きしめたままだった。
「小百合、緊張してる?大丈夫だよ。小百合の体、私に預けて・・・」
「うん・・・」
「小百合・・・痛い?」
「痛くない・・・よ・・・うっ・・・」
小百合の小さなよがり声にゆいも抑えきれない高揚を感じる。
やがてリズムは早くなり、小百合は「ゆい!」とささやいて、ゆいは離れた。
最後は、息が出来ないほどの情熱的なキスで二人は落ちた。
ゆいが小百合の顔を見ると、小百合はひとしずくの涙をこぼした。
「小百合、泣いてるの?やっぱり怖かった?ゴメン」
「違う、違うの。嬉しかったから。私の初めてがゆいだったから」
小百合は、恥ずかしさのあまり、シーツで顔を覆った。
「小百合、顔を見せて・・・」
「ヤダ!恥ずかしいからぁ~」
ゆいがシーツをそっと取ると、顔を真っ赤にした小百合が照れた目をしてゆいを見つめた。
可愛い目をして見つめられたゆいは、もう一度小百合に優しく愛撫する。
耳から首筋に唇を這わせ、アゴのラインに舌をなぞる。
何度も何度もキスをしては、お互いを愛おしく見つめ合う。
乱れた小百合の前髪を直すゆい。
「やっぱり恥ずかしいから、見ないで・・・」
「小百合、可愛い・・・」と、頬に優しくキスをした。
ゆいに抱き寄せられた小百合は
「ゆい~ありがとう❤私、初めてなのに・・・」
ゆいの耳元で小百合は
「凄く、感じちゃった❤優しくしてくれてありがと❤」
「ゆいの背中、すごい汗」
「小百合もだよ」
「タオル持ってくる」
「持ってこなくっていい。私から離れないで」
「うんっ」
「ゆい、今度は私がしてあげる」
小百合は、ゆいの上になりゆいがしてくれたように、優しく肌に触れた。
「小百合~くすぐったいよ❤」
小百合はゆいの背中に唇と舌を這わせ、後ろから手を滑り込ませ胸に手を添える。
「ゆいの胸って、見た目より大きいんだね」
「さっき触れたのに分からなかった?意外とあるんだよ♪」
小百合はゆいのうなじから背中にキスをしながら
「ゆい、誰にも触れさせないから。私だけだからね」
「うん。私だけの小百合、誰にも渡さない」
「うん❤」
「ゆい、ゆいの中に入りたい。ゆいと繋がりたい」
「うん、来て!」
小百合に触れられたゆいは小百合と繋がりたいばっかりだった。
小百合はゆいの下着をゆっくり脱がし濡れた膨らみに触れた。
初めて女の子の部分に触れた小百合は、違った意味で恥ずかしさを感じた。
「私とおんなじだ・・・・」
小百合はゆいの胸に何度も唇を這わせ、ゆいの中に入った。
「ゆい、温かい、とっても温かい」
「小百合、もっと、もっと・・・」
ゆいの細い腰に小百合の唇が吸い付いく。
ゆいは、声にならない声で「小百合!」と囁く。
「小百合、ありがと❤すっごく嬉しかった」
「初めてだから、下手でごめんね」
「ううん、凄く気持ちよかった❤」
はにかむ小百合にゆいは
「小百合、腕まくらしてあげる、おいで」
「うん」
「小百合、小百合のネックレスしたから、もう夢が叶っちゃった」
「ん?」
「小百合と、結ばれたから❤」
「ゆい~❤」
小百合の目線の先には、さっきまで愛したゆいの膨らみが。
小百合は、その先端を突いてみる。
「小百合、くすぐったいよ♪」
「そう?」
「コラッ❤」
「小百合、もう1回・・・したい」
小百合はゆいの耳元で囁いた。
「1回でいいの?私は1回じゃ足りない・・・」
ゆいは小百合を優しく抱き寄せ、指で確認すると、そこは少し乾いていた。
「小百合・・・」
「見ないで。恥ずかしいから」
ゆいは少し冷めた小百合の体を温めるように抱きしめ
「小百合の体、もう一度熱くしてあげる」
ゆいは小百合を初めて触れるかのように、もう一度小百合を愛した。
小百合の柔らかい胸に優しく触れながら先端を舌で転がす。
「ゆい・・・ゆい・・・」
何度も名前を囁く小百合にゆいは、もう一度指で確認した。
もうその準備は出来ている。
「ゆい、早く来て!」
「うん・・・」
ゆいはもう一度小百合の中に入った。
今度も、ゆいは優しく小百合が傷つかないようにゆっくりと攻めていった。
小百合は吐息交じりに
「ゆい・・・ゆい」と何度も名前を叫ぶ。
ゆいが優しく触れる度に小百合の体がのけ反り、唇を噛み、大きな吐息を吐く。
ゆいは事が終わると小百合の汗を拭きとるように舌で小百合の体を愛した。
「ゆい、大好き❤ずっと一緒にいたい」
「私だって、小百合と一緒にいたい」
さっきからニヤけた笑顔が止まらない小百合。
「どしたの?」
「嬉しいなぁって。ゆいと一緒にいられて、ゆいに好きって言ってもらえて・・・ゆいと・・・エッチできて❤」
「小百合、好きだよ、大好きだよ・・・」
「ゆい、もっと一緒にいたい」
「ねぇ、ゆい?ちょっとだけ気になるんだけど」
「なぁ~に?」
「ゆいは、女の子としたことあるの?そんな気がしたから」
「それ以前に、女の子を好きになったことがないし・・・あのね」
「うん、何?」
「きっといつか、こうなるんだろうなって思ってたから、ネットで調べちゃったんだ。
でも、いざとなったら、自然に・・・」
恥ずかしそうに話すゆいに、小百合は
「ゆい~❤ありがとう!私のために❤」
「ゆい、今何時?」
「今?4時過ぎたかな」
「もうちょっとで朝だね。少し寝る?ゆいは仕事だから」
「ううん、寝るだなんて、せっかく小百合といるのに。もったいないよ」
小百合は甘えた声で
「ゆい~お願い聞いてくれる?」
「なぁに?」
「起きる時間まで、チューして欲しいな」
「うん❤」
ゆいは小百合のお願いをずっと聞いてあげた。
「あげた」と言うより、小百合が言わなくても、ゆいはそうするつもりだった。
「私が先に言おうと思ってたのに・・・」
「ん?なぁに?」
「何でもないよ」
小百合はゆいの首に腕を回したり、背中をなぞってみたり、ゆいの胸に触れてみたり。
「ゆい、耳はダメェ。くすぐったいから・・・ダメだってぇ・・・またしたくなるからぁ・・・」
「じゃあ、もう1回・・・❤」
「もぅ~~❤❤うん♪」
いい加減起きないと遅刻する時間。
「小百合、起きる?」
「嫌だけど、うん、起きる」
「小百合、シャワー、先に浴びて来て」
「いいよぉ~。ゆいが愛してくれたのに流しちゃうなんて・・・」
「でも・・・。また今度・・・ね♡」
「今度って、いつ?ねぇ?いつ?」
「う~ん、休みが決まってないからなぁ~」
「そっか・・・」
ゆいは小百合の髪を撫でて
「小百合、そんな寂しそうな顔をしないで。私の心は小百合でいっぱいなんだから」
「うん・・・じゃ、一緒に浴びようよ」
「うん、いいよ」
二人は一緒にシャワーを浴びた。
「ゆいはスタイルが良いから羨ましい」
「小百合だって、色が白くて、キレイな肌してるよ」
「ゆい~、あのね」
小百合は、恥ずかしそうにゆいの手をさっきゆいが愛してくれた場所に触れ
「あのね、何かね、ジンジンするの。でも痛くないの。何かね、変な感じ」
ゆいは濡れた小百合の体をもう一度抱きしめ
「小百合、私、今凄く幸せ。大好きな人とこうしていられて、凄く幸せ」
「ゆい、私も同じ。好きな人と一緒にいるってこんなに幸せなんだって」
「小百合、もう一回キスさせて」
「うん・・・」
「ゆい、帰りたく無くなっちゃうから・・・」
「ゴメン」
「謝らないで・・・」
「うん」