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渓流で魚の産卵場手入れ
10月23日 09時24分
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岐阜県高山市の北アルプスのふもとの川で、ボランティアが渓流に生息する魚のために作られている産卵場所を手入れしました。
これはイワナやヤマメの産卵シーズンを前に、地元の漁業協同組合が行ったもので、高山市奥飛騨温泉郷の蒲田川には、地元のほか東京や石川県などからボランティア約30人が集まりました。
川のえん堤の下流には、魚が産卵しやすいように、人工の細い流れが作られています。
集まった人たちはその中に入り、底にたまった泥をスコップでかき出したあと、小石の上に砂利を敷いて魚が産卵しやすい環境を整えていきました。
岐阜県によりますと全国に5か所あるこうした産卵のための人工河川のうち、3か所が岐阜県にあるということです。
この活動を10年ほど続けている高原川漁業協同組合の内野政光副組合長は「毎年続けることでイワナの数は増え、確実に成果が上がっている」と話していました。
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