Windows.FAQ - Windows XP のプロダクトアクティベーション (ライセンス認証) とは? winfaq logo

ソフトウェアの不正コピーを防ぐ目的で導入された Windows プロダクト アクティベーション (Windows Product Activation:WPA) ですが、これまでの報道やマイクロソフトからの情報では、以下のような内容になっています。

■ Pruduct Activation って何ですか?

プロダクト アクティベーション は、1 ライセンスのソフトウェア (Windows XP) を複数の PC にインストールして継続使用できないように考えられた仕組みです。
プロダクト アクティベーション によって、次のような制約が設けられています。

■ アクティベーションが必要なケースは?

以下のケースではプロダクト アクティベーションが不要です。 上記以外のケースではアクティベーションが必要です。
PC メーカーは、通常セットアッププロセスを実行し、エンドユーザーに代わってアクティベーションすることもできます。

■ アクティベーションの方法は?

以下の2つの方法があります。 Windows XP は アクティベーションが完了するまでは定期的にアクティベーションを促します。ここでアクティベーションの実行を選択すると、インターネット経由でアクティベーションするか、電話経由でアクティベーションするかを選択できます。
インターネット接続環境が整っている場合はインターネット経由でのアクティベーションを選択するだけで、アクティベーションは終了します。
(プログラムがインストール ID と確認 ID の交換を行っています。)
電話経由での アクティベーションを選択すると、Windows XP が提示する電話番号に電話し、Windows XP が提示する 50 桁の数字 (インストール ID) をマイクロソフトに口頭で伝えます。引き換えに教えてもらえる 42 桁の確認 ID を入力するとアクティベーションが完了します。

■ ハードウェア構成を変えると、再 アクティベーションしないといけないの?

インストール ID は、セットアップの際に入力するプロダクトキーと、以下の 10 種類のハードウェア構成情報から得られる数字で構成されます。

このため、ハードウェア構成が変更されると別の PC にセットアップしたと解釈され、再アクティベーションを求められることがあります。 マイクロソフトの技術情報によると、以下の変更があった場合に再アクティベーションを求められます。

ドッキング可能な場合 (ノート PC など)
LAN アダプターがあり、LAN アダプターを変更しない場合9 種類の変更が可能
LAN アダプターがないか、LAN アダプターがあっても変更する場合7 種類の変更が可能
ドッキング不可な場合 (デスクトップ PC など)
LAN アダプターがあり、LAN アダプターを変更しない場合6 種類の変更が可能
LAN アダプターがないか、LAN アダプターがあっても変更する場合4 種類の変更が可能

■ 再インストールするとアクティベーションしないといけないの?

ハードディスクをフォーマットして、Windows XP を再インストールする場合は、再アクティベーションが必要です。
同一ハードウェアへの再インストールの場合、初回アクティベーションと同じプロセスで認証が完了します。

参考リンク


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