こんにちは、NAEです。
みなさん、海外サイト見てますか?普段は見なくとも、どうしても読みたいときってあると思います。
実は昨日、そんな状況に陥りました。読みたいのはぼくには手も足も出ない韓国語。
テキストであればGoogle翻訳にコピペして一発なんですが、あろうことかテキストが画像に埋め込まれていてコピペできない。読めねえなあ、どうしようかなあ・・・
そんなとき、Google翻訳アプリの画像を翻訳機能が手を差し伸べてくれました。
今回はそんなお話。
- 「画像を翻訳」を使うきっかけは中古ドメインの調査
- このブログのドメインは中古だった。元は韓国語のサイト
- Google翻訳アプリの「画像を翻訳」機能
- 「画像を翻訳」機能を使ってみた
- 元サイトは健全な教育・学習系サイトだったようです
- まとめ:Google翻訳アプリの「画像を翻訳」は幅広く使える
「画像を翻訳」を使うきっかけは中古ドメインの調査
Google翻訳アプリの「画像を翻訳」を使うきっかけになったのはこちらの記事でした。
新規ドメインを取得したら、それがとんでもないドメインでSEOですごく苦労した話 | マツヤマンスペース
- 新しいドメインでサイトを立ち上げた
- でも検索流入がないしサイトに到達しているキーワードも変
- 調べてみたら、昔アダルトサイトで使われていた中古ドメインだった
というお話。
Googleが過去にペナルティを課したドメインだったようで、結局別ドメインを取得されたそうです。
中古ドメインこわい・・・
このブログのドメインは中古だった。元は韓国語のサイト
こんな記事を読むと
うちのドメインは大丈夫だろうか
って思いますよね。一応検索流入はそこそこあるのでペナルティはないと思うものの、もし中古ドメインだったとしたら元サイトはどんなものだったのか、とても気になってしまいます。
当ブログは2016年7月1日から独自ドメイン「www.naenote.net」にて運用しています。
ブログ名と語呂の良い.netを組み合わせてお名前.com で取ったのですが、こちらのサイトでドメインエイジを調べたところ・・・
ドメイン年齢:2011-01-06 / 5年9ヶ月
中古かよ・・・
そう、狙わずして中古ドメインを取っていたことが発覚したのです。
ちなみにドメインパワー(Domain Authority)は23/100でした。
では、昔はどんなサイトだったのか?
Webサイトの魚拓を保存しているInternet Archiveで調べてみたところ出てきたのは・・・
うん、読めない
ぼくの読めない韓国語。しかもバナーひとつしかなく、Google翻訳を使おうにも文字のコピペができません。画面の韓国語を手入力しようにも、入力方法がわかるはずもありません。
これは詰んだか?と思ったときに手を差し伸べてくれたのが・・・
Google翻訳アプリの「画像を翻訳」機能
Google翻訳アプリでした。
WebでおなじみGoogle翻訳のスマホアプリ版です。
Web版では文字のコピペ、音声認識による入力、Webサイトの翻訳などができるのですが、このアプリにしかできないことがひとつあります。
画像を翻訳です。
厳密に言うと、画像内に含まれている文字を翻訳する機能です。これならバナーに埋め込まれているテキストだって翻訳できるんじゃないか?
「画像を翻訳」機能を使ってみた
さっそく、使ってみました。
アプリを起動し、翻訳元と翻訳先の言語を選びます。今回は韓国語から日本語ですね。その上でカメラマークをタップしてカメラを起動します。
「ここにテキストを合わせます」に従い、テキストが画面内におさまるようにして撮影します。
アプリが自動的に文字を判別してくれます。識別が足りないところを指で塗りつぶしたら画面上部にリアルタイムで翻訳が表示されます。矢印ボタンをタップすると・・・
翻訳結果が全文表示されました。簡単ですね。
元サイトは健全な教育・学習系サイトだったようです
教育業界初!特許技術を利用した最高の学習法!
逆に健全すぎる
というわけで、当ブログのドメインwww.naenote.netは韓国の教育・学習系サービスのサイトだったことがわかりました。
本当に健全なサイトだったのか、それとも特許をエサにした詐欺サイトだったのか、今となっては調べようもありません。
しかし、少なくともGoogleからペナルティが課されていない(ように見える)ため、おそらく教育系のスタートアップ等だったのでしょう。
なんというか、古着の元の持ち主のことを調べているような気分になりました。
元の持ち主が稼いでくれたドメインエイジ、大事に使おうと思います。(どこまで役立つかはわからないけど)
まとめ:Google翻訳アプリの「画像を翻訳」は幅広く使える
というわけで、Google翻訳アプリの「画像を翻訳」は有能というお話でした。
今回はWebサイトのバナーを翻訳しましたが、
- 海外旅行で現地語のメニューを読む
- 街ナカで外国語で書かれた店名の意味を調べてみる
- 訪日外国人に「これなんて読むの」と聞かれたとき
などなど、様々なシーンで使える便利機能だと思います。
もしWeb版のGoogle翻訳で間に合わない場合、Google翻訳のスマホアプリを使ってみてはいかがでしょうか。
コミュニケーション補助としてのアプリやデバイスについてはこちらの記事もぜひどうぞ。